「いいよ」と「いいね」のインクルーシブな場所づくりを目指して

支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 121人
- 募集終了日
- 2025年3月31日

命を守る手術器械の職人技を次代へ。技術継承にご支援を
#生活用品
- 現在
- 1,829,000円
- 支援者
- 55人
- 残り
- 10日

市場流通0.1%以下の「国産ごま」を信州から全国へ世界へ発信
#まちづくり
- 現在
- 600,000円
- 支援者
- 27人
- 残り
- 10日

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 3,003,000円
- 支援者
- 282人
- 残り
- 1日

障害のある子どもたちの笑顔のために。久美学園修繕プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 2,608,000円
- 寄付者
- 95人
- 残り
- 8日

福岡県筑豊地区TNR助成金及び崩壊案件で不幸な猫を減らしたい
#動物
- 総計
- 11人

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
#国際協力
- 現在
- 4,166,400円
- 寄付者
- 343人
- 残り
- 18時間

cocoon itoshima for Dogs&Cats活動募金
#動物
- 総計
- 6人
プロジェクト本文
はじめまして。
愛媛県今治市で障がい児通所支援事業所(強度行動障がい児対応専門)「おくらっこくらぶ」を運営している一般社団法人きざはしです。
法人名の「きざはし」とは、「階」と書きます。
職員も利用者もそれぞれが得意なことを発揮して、みんなで刻みながら登っていくという想いから名付けました。
一般社団法人きざはし 代表 八木 佐織(やぎ さおり)
保育士5年(短大へ社会人入学をし、介護福祉士資格を取得しました。)
介護福祉士7年(その間自身の3人の子育てをしました。不登校、発達の凸凹の子ども達です。)を経て、学生時代から夢だった障がい福祉の世界へ。
放課後等デイサービスのパート職員から、児童発達支援管理責任者へ。
雇われ管理者を経て、
令和2年~現在の児童発達支援と放課後等デイサービスの多機能型障がい児通所支援事業「おくらっこくらぶ」を運営。
強度行動障がい児の対応に特化した事業所として運営し、近年は不登校児の親の会の代表としても活動しています。
愛媛新聞のマイベストプロに登録し、コラムも書かせていただいております。
こちら↓よりご覧いただけます。
プロジェクト発足の経緯
私は毒親との関係に悩み、母子関係を学ぶために幼児教育へ進みました。18歳の時、幼児教育の短大の実習で初めて障がい者施設へ行きました。
自分が嫌いでたまらなかった私を、彼らは無条件に受け入れてくれました。「私が障がい者の世話をする」というおこがましい考えをもって接していたことに恥ずかしさを覚えました。
実習後も廊下でうずくまっていた22歳のHさんの元へ、ボランティアとして何度も通いました。時間を共にする中で、顔を上げてくれ、目を合わせてくれ、握手をしてくれ、立ち上がって一緒に散歩をしてくれるまでになったあの日のことは今も鮮明に覚えています。
その後、ある一人の強度行動障がい児との出会いにより、現在運営中の多機能型児童発達支援事業・放課後等デイサービス「おくらっこくらぶ」をつくりました。
どこにも預かり先のなかったその児と毎日過ごすことが、私たち職員の学びに繋がりました。そして、できることを増やしていき、手伝ってと頼みながらも人と共に生きられるように療育を重ねてきました。
療育の中では、車いす利用児童もみんなで一緒に調理をします。
会話もままならず多動だと思われていた高校生はピーラーでの皮むきが上手になりました。今では会話の受け答えもでき始め、たまに冗談も言ってくれます。
また、アートの日には楽しんで紙をちぎったり、貼ったり、色を塗ったり、自分から選んだ活動に1時間以上取り組み、満足をすれば自分から終わることができています。
彼らは人を癒す存在です。助けられたのは私の方です。
誰もが自分で選んだ事に納得のいくまで取り組み、余暇も仕事も自分が主体的に生きる、これが私の望む生き方です。
プロジェクトの内容
いいよ(寛容)といいね(共感)のインクルーシブな場所づくりを目指して
重度の自閉症者も一人一人を個性として理解し、
合理的配慮をすれば、立派に働けるという場所を作りたい。
そして、誰にでも同じようにまっすぐに関わってくれる自閉症者と接することで、
私達や心がしんどくなっている不登校児や引きこもりの方々が癒される場所をつくりたい。
みんなが必要とされ、喜びをもって互いにいいよ(寛容)といいね(共感)の心で過ごせる
本当のインクルーシブの場所となるように。
そして、理解の輪、寛容の輪が広がって、本当のインクルーシブな社会ができていくことを目指します。
そのために必要な3施設を一つの場所に作ります。
①多機能型障がい児通所支援事業所 おくらっこくらぶ(移転)
②生活介護事業所 Autism Café おくらの芽(新規開設・建設)
③不登校・引きこもり相談&支援 のちはれスペース~不登校児と親の会~(新規建設)
未就学児、7歳~18歳までを「おくらっこくらぶ」で療育させていただきます。
モンテッソーリ教育にヒントを得たワークを日々行い、人の中で育ち、自分の意思を自分の方法で表出できる。歩行訓練を通して、人に合わせることを学び、体の動きのバランスがとれるようにします。
また、人と共に育ち、人を見て真似て動いたり仲間を待ったりする中で、感情のコントロールができるようになります。
18歳以降は、「Autism Café おくらの芽」にて働いたり、自分の得意な活動を行ったりして過ごします。
作品に価値をつけ商品化していくのは、支援者の仕事。
食堂も自分から活動を選んで仕事ができるよう、放課後等デイサービスのワークを元に動きや方法を活かせるよう支援者が工夫します。引きこもり経験者や知的障がい、身体障がいの方が働けるようにも工夫します。
食堂は、自閉症者の構造化を取り入れ、お客様が落ち着いて過ごせる空間づくりを行います。
店全体が合理的配慮を体現化し、障がい者と共に生きる方法がわかるように工夫します。メニューも伝わりやすい方法を、療育で使用しているカードを利用するなどし、店内の動線にも生かします。
さらに、私達や心がしんどくなっている不登校児、引きこもりの方々が「Autism Café おくらの芽」に食べに来てくれたら。長い間引きこもってしまった人が、絵を描いたり音楽を聴きに来てくれたら。ごはんを食べてみたら、働いてみようかなと思ってくれたら。その想いを込めて、敷地内に不登校・引きこもり相談&支援「のちはれスペース~不登校児と親の会~」を併設します。
のちはれスペース~不登校児と親の会~ 活動の様子
皆様にお願いしたい支援
従来の障がい福祉サービス事業所は、インクルーシブを推進するために地域との交流をすることが義務付けられていますが、一つの建物の中で、障害福祉サービスを複数行ったり、フリースクールのような違う事業を行うことは禁止されています。
そこで、必要な3施設「おくらっこくらぶ」「Autism Café おくらの芽」「のちはれスペース~不登校児と親の会~」を一つの場所(土地)に併設することにしました。
施設建設予定地です。(現在この土地をおさえています。)
2025年6月に建設開始、県指定申請後許可を受け、2026年1月~事業所移転を予定しております。
併設施設の建設を進める中で、障がい福祉サービスにあたらないフリースクール「のちはれスペース~不登校児と親の会~」は、また別の建物にする必要があり、予定以上の資金が必要となりました。
こちらのログハウスを子ども達と共に建てます。私達や心がしんどくなっている不登校児、引きこもりの方々が立ち寄れる場所として生かしていきます。是非、ご支援をよろしくお願いいたします。
ログハウス建設開始は2026年4月からを予定しております。
※工事状況により遅れる可能性がございますこと、予めご了承いただけますと幸いです。
ーーー本ページに掲載の写真については、保護者や関係者に使用許可をいただいております。---
応援メッセージをいただきました
「おくらっこくらぶ」利用者さんのご家族より
M.N 様
おくらっこくらぶとの出会いは、私と娘に、誰かに頼ることの大切さを教えてくれました。
娘は重度の自閉症を抱えていますが、ここでは親だけでは与えられなかった貴重な体験を重ね、娘の可能性を広げています。一人でできることも増え、娘が成長していく姿を見るたびに、希望を感じます。
おくらっこくらぶは、支え合いながら共に歩むことで、子どもたちや家族に新しい未来を見せてくれる場です。この挑戦がさらに多くの人々に届き、インクルーシブな社会の実現に向けた力強い一歩となることを願っています。未来を紡ぐこの取り組みを心から応援しています。
「のちはれフリースクール」活動仲間より
より添う子育てサポートばりそい
古谷 美千枝 様
小人数制の子育てサポートをしている私の元に「不登校の座談会があったら…」との声が届いた時、市内にはまだ不登校に関する明確な相談窓口や親の会はありませんでした。
そこで、3組限定のおしゃべり会を始めました。様々な思いを発散してもらえる場所はできましたが、私は力になれているのだろうか?との思いを抱えていた時、八木佐織さんが代表を務める『のちはれスペース~不登校児と親の会~』が立ち上げられました。似たような境遇の方達の孤独に、どんなに力になったことでしょう。私としても不安や心配事を抱えた方の相談先、交流の場としておつなぎできる場所ができたことは、大変心強く思えました。
自身の体験を経て親子へより添い、共感し合う八木さんの姿に、この方になら大切な利用者さんをお任せできると思いました。専門の資格を活かした、子どもの療育・大人の障がい者の労働の場と、フリースクールを同じ場所に作る試み、そこには学び合う日常があり、学校生活そしてその先の人生にもつなげていけるものとなると思います。真のインクルーシブの実現に向け、見せかけの聞こえの良い形だけのものではなく、中身の伴なったフリースクールを作ってくれると信じています。みなさまのご協力をお願いいたします。
代理支援について
本クラウドファンディングでご支援をいただく場合、READYFORでの会員登録が必要です。
登録方法がよくわからないなど、インターネットでのご支援が難しい方は『代理支援』という形でもご支援を承っています。
下記の口座に直接支援金をお振込みいただき、一般社団法人きざはしが支援手続きを代行して、クラウドファンディングに反映させるという方法です。
※代理支援の場合、レディーフォーへの送金完了までに1週間ほどかかる場合があります。
※いただいた支援金は、クラウドファンディングが未達成に終わった場合は返金させていただきます。
順次手続きを進めますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
1. 代理支援のお申込み方法
下記の必要事項を一般社団法人きざはしへFAX、または郵送でお知らせください。
銀行振り込みの場合、お振込みされた方のお名前がカタカナで印字されます。
それだけではご支援をいただいた方のお名前や返礼品の送り先がわからないため、FAXか郵送でのお知らせをお願いしております。
ご協力の程よろしくお願いいたします。
FAX送付先 0898-52-8107
郵 送 先 一般社団法人きざはし 〒794-0007 愛媛県今治市近見町2丁目1-61
<必要事項>
1. お名前とふりがな
2. お住まいのご住所(郵便番号、都道府県もお願いいたします。)
3. お電話番号
4. メールアドレス
5. ご支援コース(リターンからご支援いただけるコースをお選びください。コース違いや何個口でもご支援は可能です。)
2.ご支援金額を下記口座にお振込みください。
------お振込先------
金融機関名:徳島大正銀行 今治支店 普通口座 口座番号:8532801
口座名義:一般社団法人きざはし 代表理事八木佐織
カナ):イッパンシャダンホウジンキザハシ ダイヒョウリジヤギサオリ
お問い合わせ先
一般社団法人きざはし 住所:〒794-0007 愛媛県今治市近見町2丁目1-61
電話:0898-52-8106 FAX:0898-52-8107
※月~金(土日祝日除く)10:00~17:00 担当:八木
- プロジェクト実行責任者:
- 八木佐織(一般社団法人きざはし)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
「のちはれスペース~不登校児と親の会~」のログハウス購入費の一部として使用いたします。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 新規事業に必要な、生活介護事業所指定申請・食品衛生法上の飲食店営業許可は建設後の2026年1月中に取得予定です。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 助成金などの結果にて、国や地方自治体からの補助金、銀行や国金借入などで補填いたします。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
きざはしとは、「階」と書きます。職員も利用者もそれぞれの得意なことを発揮して、みんなで刻みながら登っていくという気持ちから名付けました。障がい児通所支援事業所(強度行動障がい児対応専門)「おくらっこくらぶ」を5年間運営しています。今後、生活介護事業所で食堂の運営、不登校児の居場所づくりと、一歩一歩刻んで登っていきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料

「支援の種」コース ※リターンが不要な方向け
返礼品をお送りしない代わりに、ご寄付をプロジェクトに充てさせていただくコースです。
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
3,000円+システム利用料

感謝のメール ~法人代表の八木よりお礼メールを贈ります~
ご寄付への感謝のメールを贈ります。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
3,000円+システム利用料

「支援の種」コース ※リターンが不要な方向け
返礼品をお送りしない代わりに、ご寄付をプロジェクトに充てさせていただくコースです。
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
3,000円+システム利用料

感謝のメール ~法人代表の八木よりお礼メールを贈ります~
ご寄付への感謝のメールを贈ります。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
プロフィール
きざはしとは、「階」と書きます。職員も利用者もそれぞれの得意なことを発揮して、みんなで刻みながら登っていくという気持ちから名付けました。障がい児通所支援事業所(強度行動障がい児対応専門)「おくらっこくらぶ」を5年間運営しています。今後、生活介護事業所で食堂の運営、不登校児の居場所づくりと、一歩一歩刻んで登っていきます。











