［弁護団からのメッセージ⑤］池田弁護士

本日も、プロジェクトページの本文に掲載することができなかった弁護団の皆様からのメッセージをアップします。

本日は第５弾として、池田弁護士からのメッセージを掲載いたします。

２０１６年４月２５日、最高裁判所は、ハンセン病を理由とする特別法廷について、裁判所法６９条２項に違反していたとして謝罪しました（なお、有識者委員会においては、特別法廷は憲法の平等原則、裁判を受ける権利、公開の原則に反する疑いがぬぐいきれない、としています。）。

このような違法な（違憲の）裁判手続きによって、Fさんは死刑となったのです。

実体上の無罪であることはもとより、裁判自体が違法（違憲）だったこの事件を、黙って見過ごすことはできません。人権を守るべき司法が、人の生命を奪ったのです。せめて、再審によってFさんの無罪を明らかにすることが、今を生きる私たちの役割だと思います。

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皆さんの力を貸して下さい。

弁護士　池田　泉