「KnKのともだち」配布、写真プログラムもスタートしました！

こんにちは。国境なき子どもたち事務局です。

 

ヨルダンの公立学校は2月の新学期から一部で対面授業を開始しましたが、新型コロナウイルスの感染者数増加により、3月には再び学校がオンライン教育に戻り、遠隔授業が続いています。
ザアタリ難民キャンプでの事業対象である、5年生から10年生の生徒たちは、今学期も一度も学校で授業を受けられていません。

KnKが活動する学校の子どもたちには、昨年より、遠隔授業の間もWhatsAppというメッセンジャーアプリを使い、定期的にメッセージや動画の配信を続けてきました。

しかし、兄弟姉妹が多い家庭では、スマートフォンやタブレットを全員が持っている訳ではありません。

親御さんのスマートフォン宛に子どもたちのメッセージを配信しても、親御さんも忙しく、子どもたちがゆっくり見る時間がないこともあります。

 

そのため、今年からは、メッセージ配信も継続しながら、新たな試みとして、ニュースレターを発行し、子どもたちに紙で配布することにしました。

ニュースレターのタイトルは「KnKのともだち」です。

 

内容は、改めてKnKの団体説明と、WhatsAppグループでの活動の概要や連絡先、キャンプの活動にご寄付くださった方への感謝とお名前の紹介などに加え、各種コーナーがあります。2週間に一回の発行を目指し、毎回、このコーナーの内容を更新していきます。

 

・衛生教育コーナー　歯磨きや身の回りを清潔に保つ工夫について

・写真プログラムの宣伝

・過去２週間にメッセージ配信で紹介した活動の紹介コーナー

　毛糸を使った小鳥

　薔薇の挿木方法

　数字を使ったゲーム

　物語（男の子と賢い男）

　歌の歌詞

・クイズコーナー

・塗り絵コーナー

・日本語コーナー

 

学校に通えない間も、子どもたちと先生の交流の場になるよう、期待を込めて、ニュースレターを配布していきます。

 

 

 

また、「KnKのともだち」で宣伝していた「写真プログラム」のトライアルがスタートしました！初回のテーマは「―食事の写真を撮ってみようー」です。

トライアルとして、子どもたちが撮りやすいテーマを設定してみました。詳しい様子は、子どもたちから届いた、たくさんの写真やコメントと共にKnKウェブサイトで松永がご報告しております。あわせてお読みいただけますと幸いです。

https://knk.or.jp/jor210406/

 

 

コロナ禍が続いておりますが、ザアタリ難民キャンプでは皆さまからお寄せいただいたご支援を元に、子どもたちに学びと交流の場を提供できております。
改めて、感謝申し上げます。