子どもたちに「未来へ繋ぐ宿泊体験」を届けたい！

それは、

 

「君の中のリーダーって誰？」

 

と言うこと。

それは間違いなく、君のはずなんだ。

 

だけども、今の子どもたちを見ていると

 

「先生」や

 

「お母さん」や

 

「ちょっと勉強ができるお友達」

 

だったりする。

それって、変じゃないか？と思う。

 

 

 

僕は、自然の家にきた子どもたちに聞くことがある。

 

「この集団にリーダーって何人いればいいの？」

 

だいたい、子どもたちは、

生活班の班長の数を答える。

 

学校の先生の影響が強過ぎる・・・

と思うと同時に、僕にとっては、価値観を揺さぶるチャンスなので

結構、ワクワクしたりする。

 

たまに、まれに

 

「全員」

 

と言う男の子がいる。

たいていの場合、ヤンチャすぎて、迷惑がられ、リーダーになったことがない子である。

 

引率の先生も、その子をなんとかしたいと思っている。

でも、なんともできない。

 

だから、先生の価値観をも変える必要がある。

 

どうするか？

その子が、リーダーシップを発揮している場面を見てもらうことだ。

 

誰だって、責任を預けるとまっとうしようとする。

それが、長続きしないだけだ。

 

多くの大人は、ここで間違ってしまう。

 

「なんだ、あのときの姿は！

　あの時だけ頑張ればいいってわけじゃないじゃないか！」

 

と言ってしまう。

ここで、子どもたちにかかっていた魔法は消える。

教師の見方が、変わっていなかったケースだ。

 

でも、その逆もある。

教師自身も、

この子は、リーダーだったんだ！

見方を変えただけで、全然違ってくるんだ！

と本気で思えた時である。

実は、周りの子どもの味方も、変わってくる。

だいたい、子どもの味方は、教師の写し鏡であることが多い。

 

 

「全員が、リーダーと言う視点にたってみると

　あの人は、どこでリーダーシップを発揮するのだろうか？」

 

とか、いろいろ見方が変わってくる。

すると、自主的に動き出す子が増える。

もちろん、失敗やミスもあるから、それはと想定の範囲内で考えておけばいい。

 

 

ある学校のある男の子が

手紙に書いてくれたことだ。

 

「人生、全員がリーダーの方がいい。」

 

こう言うことを「未来へ繋ぐ宿泊体験」では伝えていきたい。

 

 

 

 

僕の中のリーダーは、僕なので

行きたい！と思ったら、後先考えずに、行動することもある。

結構、きつい登り坂でも自分で決めた道なので、登り切れる。

 

ただ、家に帰ると、妻に叱られる。

こうして叱られた教訓を、ヤンチャな男子には

女子から協力してもらえる人になる考え方として

教えていたりする。

だから、いつも七転び八起き、どんな失敗も無駄にしない！

と思って、チャレンジを続けていたりする。