おおたか静流さんインタビュー

 

ミュージシャン。民族音楽ジャズを取り入れたノンジャンルの独自の音楽を得意とする。

映画「千と千尋の神隠し」イメージソング「神々様」

映画「ズッコケ三人組 怪盗X物語」テーマソング「夏のページ」

映画「シコふんじゃった」挿入歌・ エンディングテーマ「悲しくてやりきれない/林檎の木の下で」など。

 

 

■子どもたちにとって意見を言える環境や心の豊かさがなくなっている

まず舞台芸術やライブでは、表現者はたとえ相手が子どもでも一瞬一瞬真剣に本気で関わったり感情を出したりするので、子どもたちが真剣な生の感情に触れることの出来る場として重要だと言えます。

そういった生の感情に触れていると、自分の心で感じてそこに感動や納得を覚えることができるので、子どもたちは自分自身でモノの良し悪しを判断する力がつきます。

 

今は子どもを対象とした”ビジネス”が多くなってきていて、コンテンツに触れるのにはお金がかかるし、同時に”流行り”に乗ることが子どもたちにとって大事になってきているように思われます。

本来の自立した豊かな心とは、自分が何かを感じて五感に染みた時に、自信を持って「これが好き」と言える状態だと思うのです。今は「これが人気だから」「あれがみんな持ってるキャラクターだから」と人との共通項で好き嫌いを判断するようになっています。

みんなと一緒じゃないとダメ、足並みを揃えないとダメ、そういう方向性が強くて一人でも意見を言える子が減っているのは問題だと思います。

 

 

■自立した子どもたちの成長のために私たちが出来ること

昔は紙芝居だったり地域の催しであったり、生の表現というものは子どもたちにとって少ないお金で触れることのできる楽しみでした。今では親がそういう機会を与えないと子どもたちが触れることが出来ないし、少しエリートの人の嗜みになってきています。

 

もちろん学校でそういう体験が出来れば良いのですが、現代の教育ではたとえば音楽の授業ではリズムに合わせて「起立・礼」をしたり、点数がつけられたり、号令や規律のために使われいたりします

 

ですから、もっと自由で気楽に舞台芸術に触れられる場が必要です。その意味で「子どもと舞台芸術大博覧会」は子どもが気軽に多くの舞台芸術や遊びに触れられる場ですし、プログラムもしっかりできているので親がそっちのけでも安心して見ていられるイベントです。

 

今回子どもたちがもっと手軽に舞台芸術に触れられるように、イベント内のコンテンツをすべて半額(一部演目を除く)で開催されるということを聞きました。そのためにクラウドファンディングをやっているとのことでした。

子どもの時の生の体験は大人になるまで響くものですし、本当に一瞬の生の感動や驚きが一生を左右することだってあります。

そういう大切なことを子どもたちに届けるための場ですので、この大博覧会を多くの方に知って欲しいですし、みなさんクラウドファンディングにも是非協力してほしいと思います。

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