生まれた場所はスラム。子どもの可能性を引き出す、新校舎開校へ

市橋夫妻からのメッセージを紹介させていただきます。

私たちは・・・

　私たち夫婦は１９８８年よりケニアにおいて、青少年の教育のために働いてきました。ケニアの人々と共に、国の将来を担う人材を育てることを目指しています。

　特にスラムの人々に関わる仕事をしてきましたが、ナイロビのスラムは広がる一方です。現在では無数のNGOがスラムの中で活動していますが、貧困はなくならず、貧富の差は広がる一方。そしてスラムの中の犯罪、病気、不道徳、不正、暴力は絶えることがありません。

　どんなに外からの援助が与えられてもこのスラム社会を変えることはできないと私たちは思いました。このスラムを変革するのは内側からの力しかないと確信し、スラムで生まれ育った子どもたちが将来スラムを変革する人材として成長することを願って育てコイノニア教育センターを立ち上げ、教育活動を続けています。

なぜ、ケニアで働くのか？

何故、スラムの子供たちと共に生きるのか？

2003年にスラムの子どもたちのために作ったコイノニアへ市橋夫妻の思いは、2019年になった今もずっと変わりません。

今日は、コイノニアを始めたころの映像を紹介します。

ずいぶん、市橋夫妻も、教職員も若いです。初めての入学生もこの前の卒業式での姿が想像できないくらい、幼さの残る姿です。

毎日が挑戦の日々だったそうです。

市橋夫妻や、教職員たちと、子供たちのやり取りを見ていただけたらと思います。

この動画も8分と長めなので、時間のある時にご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=g-zM-9Y4N6U

ケニア　赤い大地に生きて