父からの伝統の味を継承していきます！

【2代目 小磯光市(父)】

私は幼い頃から、父が「伝統の味」へこだわりを持ちながら餡づくりをしている姿を見てきました。

父は、地元の「地小豆」を調達し、小豆選り(より)といって、目が疲れるくらい、少量ずつ、器に入れながら、良い小豆と悪い小豆をより分けしていました。

そして、小豆選り(より)により選び抜かれた「地小豆」をじっくり煮込み、それをこして、袋に入れて絞って、こし餡を作っていました。

このこし餡は、「地小豆」の風味がすこぶる強く、つぶ餡も同様に強く、とてもおいしかったことを今でも鮮明に覚えています。

現在は、地元農家もあまり小豆を作らなくなってしまったことから、北海道の小豆を通常使っています。

小豆の産地は変わりましたが、父が作り上げた「伝統の味」に少しでも近づけていくために、父から教わった事を一つ一つ肝に銘じながら、心を込めて作っていきたいと思っています！

皆さまに、「伝統の味」をお召し上がりいただくために、移動販売車で再出発します！

これからもご支援よろしくお願い申し上げます。

小磯菓子店　小磯郁夫