障がい者婚活、これまでのチャレンジ２～親の代理お見合い～

結婚相談NPOの影山です。

泣いても笑っても後、12日間。障がい者婚活の将来の為にもラストスパートを頑張りたいと思います！

 

 

さて、先日は活動者様からのご依頼で障害当事者・理解者婚活パーティを実施した事を投稿させていただきました。

 

結論としては、カップリングはしたので効果は実感できたものの、継続性と地域性(開催地の周囲にお住いの方しかサポートできない)が解決できなかった為、優先順位を下げたというものでした。

 

そして、次に挑戦したのが、

本年も10/31に武蔵野市NPO補助事業として実施する「結婚相談NPOの親御様お見合いサポート会」、いわゆる親の代理お見合いを障がいをお抱えの方に限定してみようという物でした。

 

■親の代理お見合い 障害をお抱えのお子様限定回（武蔵野市補助金事業）

 

 

このイベントは今回のプロジェクトと似た視点で実施しています。

障がい当事者の方の中にはいきなり直接お相手と話す事に抵抗を感じる方もいらっしゃるので、活動初期の難しい部分を親御様に代わってご活動いただこうというものです。（ZOOM婚活では親御様では無く、我々が代理で活動する事になります。)

 

カップリングはそれなりにし、後日のお見合いもお互い話し合った上で親御様同伴で実施される事が多く、参加者さえ潤沢に確保できれば可能性の高いイベントだと思います。

既婚障がい者の方からコンセプトをお褒めいただいたり、事前にメディアから取材をいただくなど、着眼点は良かったかと思いますが、結果的には男女差が発生してしまい、集客面での課題を残しました。

結果的には、こちらも将来的に取り組むべきものとして、優先順位を下げざるを得ませんでした。

 

親御様からの感想

 

障がい者の家族交流会は色々なところにありますが、今回ご参加いただいた皆様は存在をご存じで無かったようで、同じ悩みを持つ親御様同士での交流がとても新鮮だったと仰っていました。

 

また、代理参加する事で婚活パーティーがかなり大変である事を実感された親御様が多く、今後どうした活動方法がお子様に向いているか？を真剣に考える機会になったそうです。

 

こちらも先日のシンポジウムで改善点をお聞きしたところ、「やはり集客の方法なのではないか？」というご意見が目立ちましたが、具体的なアイディアは出ずじまいでした。

私も散々考えた上で実施したので、そう簡単には思いつかないでしょう。

実際、ウェブの影響が弱い親御様世代への告知はなかなか難しいのですが、将来的には再挑戦したいイベントです。

 

「障がい当時者・理解者限定婚活パーティー」とこの「親の代理お見合い」が、これまでの挑戦でした。

そして、今回のプロジェクトであるZOOM婚活が我々のこれまでの経験を活かした最後の企画です。

 

これまでの２回も重要な挑戦ではあったものの、それなりの結果しか得る事ができませんでしたので、この企画を軌道に乗せる事も簡単では無いと思いますが、第一歩は無駄にはならないと断言します。

皆様のご協力をお願い致します！