「メッセージリレー♯5 50期卒　徐キョニ」

メッセージリレー第５弾^_^^_^
インテリアデザイナー 徐絹姫さんです。
今回の公演ポスターとフライヤーを担当され、作成されました！

神戸朝高を卒業し、兵庫朝鮮歌舞団に所属、退団後はインテリアデザイナーとして7年勤め、現在は韓国で飲食店を経営しながらフリーライターとしてインテリアデザインをしています。

先生との思い出についても語っていただいております。


【オモニのように】
物心ついた頃から、成人を迎え舞踊手として活躍するまで、生活の一部であった朝鮮舞踊。
中学校に入り、ソンセンニンの指導を受け、高校卒業までソンセンニンと一緒にしてきました。
学業も得意な方ではない私、優等生と言うには程遠かった私は、先生を幾度となく悩まさせてしまったと思います。
主将であった中学3年生の夏休み。
舞踊共演大会の練習真っ只中、交通事故にあい全治3ヶ月の診断を受けた時も、今思い返せば作品を修正する事も可能だったはず…でもソンセンニンは、”大丈夫できる！皆に申し訳なかったらカルシウム取って筋トレして早く治し！”と私を支え待ってくれました。
時にはオモニのように涙を流して叱ってくれたり、悩みを聞いてくれたり、励ましてくれたり…한결 같은 선생님でした。



【朝鮮舞踊が今の自分にとってどういう存在であるか、どういう影響をもたらしているか】

日本社会に入り、仕事をするにも、現在韓国に在住し働くにしても、色々な状況によって悔しい思いもしてきましたが、負けん気、忍耐力は誰にも負けないと私は自信をもって言えます。
それも朝鮮学校の教育、舞踊を通して鍛えられたものに間違いないと私は思います。


【なぜ守りたいのか】

朝鮮学校の教育や同胞社会の偉大さは通っている間、実感する事は無くても、いざ同胞の中から一歩外に出るとすごく実感します。
どれだけ貴重な事をごく当たり前のようにできるように沢山の人に守られていたか。


【現役生へメッセージ】
朝鮮学校に通っている後輩達、これから通う어린이達。
日本で朝鮮学校に通いながら今しかできない事を悔いの無いよう思う存分！誇りを持って学んで下さい。
私は日本社会に出ても、韓国に来ても
学生時代の教育の基盤にとても感謝しています。



最後に、今回このプロジェクトの話を聞いた時は参加が難しい今の状況に断念していましたが、ポスター制作に参加できた事、私を思い浮かべてくれ、連絡をくれた先輩達に感謝しています。あっ最後、감사합니다!! 


50期卒 徐絹姫