昨年11月と本年5月に取材した、世界で唯一修復済みのくろがね四起前期型。

こちらの車両と、レストア中の2台の前期型、そして我々の前期型あわせて4台を比較検討すればするほど謎が深まるのです(>_<)

 

そもそもがボディー納入メーカーが2社~3社あり、さらにハンドメイドに近い少量生産であったため、製造時期による違いもあるでしょう。

 

しかし、一番の問題は戦後の一定期間実用に酷使され、事故や故障の都度修復された箇所が経年により、オリジナルなのか?それとも数十年前に修復されたモノなのか?判然としないことです。

ロシアの修復2台目の前期型(昭和13年型)は、ご覧のようにバラバラに分解され、我々から提供した情報も活用しつつ再組み立てが始まっていました。

 

向こうでも手探り状態は同じでして、情報を共有しながら作業を進めて行くことを再確認しました。

 

某有名レストア雑誌に「修理は推理だ!」という名物コーナーがあるのですが、正に気分は考古学者です(^^♪

積み上げられたホイール。左の白っぽい5本は程度の良いオリジナル。

 

真中の4本と右側の5本は、リバースエンジニアリングで再生された新品ホイールです。

 

真中の四本は何とFor Japan!!

 

我々のくろがねはスペアホイールが欠品で、4本のオリジナルも腐食が酷くて実用に耐えることは無理そうです。そのため、一番程度の良い一本をスペアに背負って、走行用の4本は5月に訪問した折に製造をお願いして来たのです。

さっそく手荷物で日本へと持ち帰ります !(^^)!

 

数時間前までモスクワの空港で四苦八苦していたのに、成田空港へホイール4本とともに到着するのは何とも不思議な気持ちです。

 

いよいよ12月からは足回りの組み付けが始まります!

 

実行者:小林 雅彦

 

 

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