日本気化器の文字も鮮やかに、オーバーホールが完了したキャブレーターが届きました。

キャブレターはエンジンにガソリンと空気を混ぜた「混合気」を送り込む大切な部品です。

 

一年前には錆び錆びで、ご覧のような状態だったので、素晴らしい仕上りですね。

ちょっと古いオートバイに興味のある方なら、これが当時のハーレー用に装着されていたリンカート社キャブレターのコピー製品であるとすぐに判るようです。

早速分解をしてみると・・・完全に乾燥して、パッキン類は破断、このままではもちろん使用できませんが、大きな欠品は無く、フロートなど機能部品こそ交換が必要です。

しかし、その筋のマニアに伺うとリンカート製キャブレターのオーバーホールキットはアメリカでは容易に入手可能な様子。

問題は同形状のリンカートキャブレターが数種類あり、排気量やエンジン形式により寸法が微妙に違うということです。

ネットは情報交換には便利ですが、現物合わせは「どこでもドア」が発明されない限り簡単にはできませんね・・・

 

そこで、国内のキャブレター修理専門業者さまに相談したところ、リンカートなら交換用部品はありますとの嬉しい回答。やはりハーレーマニアが多いからでしょうか?国内でもまだまだ需要があると言うことでしょうね。

 

昨年初冬に送付した気化器が、3ヶ月ほどで冒頭の写真のとおりピカピカになって帰って来た次第です。

 

本体をはじめ出来るだけ多くの部品はオリジナルを使用し、再使用が不可能だったフロート室やフロートなどはリンカート製に交換しました。

 

さてさて、機能部品の修復レポートが続きますが、作業が佳境に差し掛かって参りましたので、次のレポートも出来るだけ間を空けずにお送りしたいと思います。

 

実行者:小林 雅彦

 

 

 

 

 

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