ターシャの幸せストーリー

4月13日に公開したクラウドファンディング。

 

150万円という大きな目標で不安でしたが、4月終わるタイミングで100万円を超えるご支援をいただきました。

 

ご支援・応援してくれた皆様、本当にありがとうございます。皆様のお気持ちを無駄にしないよう、達成に向けて引き続き頑張ります。

 

 

さて、今日は、猫のターシャのお話を紹介したいと思います。

 

 

2018年春。人馴れした2匹の姉妹猫と出会いました。

 

国道沿いの近くにある車両置き場付近に、2匹はいました。姿が見えなくても「おいで～」と呼ぶとどこからともなく、来てくれました。

 

飼い猫であってほしいというかすかな願いを持っていましたが、姉妹は、毎日フードと人に会える時間を待っていました。

 

しかし、ある日から1匹が姿が見えなくなり、1匹だけになっていまいました。私はその猫に、ターシャと名前を付けました。

 

 

保護しなければ、ターシャにも会えなくなるという不安が常にありました。そんな中、偶然ターシャを可愛がっていらした男性に会うことができました。

 

その男性に話を聞くと、ターシャは交通事故に合い、一時立てないことがあったとのこと。私はターシャを保護したい気持ちに拍車がかかり、避妊手術を受けました。

驚いたことに、ターシャはすでに避妊済みでしたとのこと（この日に耳カットのみ施術していただきました。）

 

また、肉球にできる肉芽腫にもなっていたので、TNRのR（リターン）は、この仔には厳しかったです。

 

もちろんリターンする選択肢はありませんでしたが、やはり、成猫を迎えることは、それなりの覚悟が必要ということはありました。

 

肉芽腫の他にも麻痺している尻尾にも気づき、動物病院にて検査治療をすることにしました。

 

ターシャは、その日から我が家にて生活が始まり、保護していた他の犬猫にも、動じることもなく、優しく接することができる仔でした。

 

 

次から次へとやってくる子猫たちのお世話好きなお母さん変わりもしてくれました。

 

 

譲渡会や里親様探しをしていましたが、なかなかご縁が訪れない日々が続きました。しかし、2020年1月、突然素敵な里親様とのご縁が舞い込んできました。

 

里親様へ尻尾が麻痺していることで、時々おしっこがトイレがずれてしまうことを説明しましたが、里親様は全てを受け入れてくださいました。

 

 

ナビにて里親様宅へ到着すると、驚いたことに私が、以前よりこんな素敵なお家に住みたいなと憧れていたお家ではありませんか。

 

ターシャは「こんな素敵お家のお姫様になるんだね」と感動し、お別れの寂しさが一気に、吹っ飛んだことは言うまでもありません。

 

ターシャは、「トト」という新しい名前で家族の一員となりました。

 

 

今では、末っ子の赤ちゃんとも仲良く過ごしているようです。

 

＜里親様からのメッセージ＞

 

「息子もそばに寄ってきてくれることが嬉しいみたいです。トトが来てくれて、出会えて幸せです。」

 

 

里親様、そして、幸せご縁を運んでくださったボランティアの皆様へ感謝いたします。

 

ありがとうございます。

 

みんなにも、こんな素敵な家族ができますように。