九州がっ祭2019～祭りと若者の力で熊本を元気にしたい～

本日はクラウドファンディングのリターンである、オリジナル来民うちわについての紹介をします。

来民(くたみ)うちわとは、熊本県山鹿市の東部に在る鹿本町来民(かもとまちくたみ)で作られる熊本の伝統工芸品の一つです。京都や香川県の丸亀とともに団扇の三大産地とされてきました。
その歴史は長く慶長5年(1600年)、四国丸亀の僧侶が一宿の謝礼として団扇の製法を伝授したのが来民うちわの始まりと言われています。山鹿郡は当時より製紙の原料である楮(こうぞ)の木の産地として有名であり、竹林繁茂という土地柄もあったため、当時の藩主、細川候が団扇の製造を奨励しこの地の主要産業になったと言われています。

今回の団扇は片面には熊本城が、片面には赤をバックに肥後真狗舞のロゴと桜がデザインされています。
実行委員が一生懸命デザインを考えて、栗川商店さんが心を込めて手作りしてくださいます。
手作り来民うちわを購入してくださった方々ありがとうございました。