5月にラプラックを再度訪問、六度目となる最後の取材を行いました。

この取材には3つの目的がありました。

 

ひとつは村に伝わる伝統の蜂蜜取り。急峻な崖を降り、命がけの仕事です。大自然とともに生きるラプラックの人々を象徴するシーンでした。

 

もうひとつは仏陀の生誕祭に合わせて行われるガトゥーの踊り。

村をあげての神秘の儀式は、映画のフィナーレを飾るのにふさわしいシーンとなりました。

 

そして最後に村の移転問題のその後。ジャーナリスティックな視点で捉えてきたのですが、ここにきて信仰の問題が浮上してきました。

ガトゥの司祭は言います。「人や物は移すことができる。しかし神様は移すことができない」

復興を目指すネパールのさまざまな要素が盛り込まれた「世界でいちばん美しい村」ドキュメンタリーの枠を超え、一大叙事詩ともいえる作品となってきました。

 

 

 

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