支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 37人
- 募集終了日
- 2017年2月10日
上映会とトークイベント無事に終了。
●3月4日に無事に終了
みなさまのご協力があって、「アラビアのロレンス」の上映会とトークイベントは、3月4日に無事に終了しました。合計45名の方の参加があり、半分以上の方がトークイベントまで残ってくださいました。
●素晴らしい映像
今回は、ディジタルリマスター版を上映したのですが、映像がたまらなく美しかったです。時々刻々と変わる沙漠の風景。色や質感が一様ではないにもかかわらず、沙漠が持つ雄大さと普遍性が伝わってきたものです。また画面いっぱいに広がる青空、その下に立つラクダに乗った少年、陽炎の中から準主役のアリが登場するところなど、強い印象を持って目に焼き付けられました。
2年半もかけて、実際に沙漠で撮られた映画。現代であれば、CGで作られるのでしょうが、あの時代だからこそできた迫力とリアリティは、大きな画面で味わう価値が高かったです。
●「アラビアのロレンス」から見える中東の悲劇
トークの時間では、熊岡路矢さんと山本直輝さんそれぞれから、興味深いお話を聞くことができました。熊岡さんは復刻版の裏側など、映画作りにまつわるお話から、ご自身がNGOで体験してきた紛争地のリアリティ感などをお話いただきました。一方山本さんはご自身がヨルダンに留学していた時に体験したお話をユーモアを含めてお話いただいた上に、アラブ地域やトルコがどのようにロレンスを評価しているのか、あの映画自体がヨーロッパの視点に立って作られた面があるところなどもご指摘くださいまいた。
情勢が不安定といわれる中東情勢は、当時、列強国によって国境が引かれたことに起因しているところは多くあり、外の国が持ち込もうとした民主化がいかに押しつけがましいものであったことを痛感しました。しかし、では他に何ができたのか・・・? そのあたりもロレンスの苦悩から考えたところです。
映画の最後の方の場面で、アウダ・アブ・タイが「アラブ人であることは、思う以上に棘のあることなのだ」と叫ぶのですが、この言葉がアラブ蜂起から100年以上経とうとしている今も通じることは、皮肉を含めて感じ入ることでした。
しかしお二人とも、そういうドロドロとした歴史的背景や、そこに関わった人間(ロレンス)の苦悩や揺らぎなどが素晴らしく描かれている映画だと、改めて絶賛。
お二人のトークは改めてアーユスのウェブにアップし、皆様と共有したいと思います。
●名作を映画館で見て深めること
参加者の方から寄せられた感想には、
・普段みたいと思ってもなかなか手が出ない名作をみるきっかけになった、
・メディア報道でしか接することのなかった中東問題のいろいろな面を学ぶことができた、
・立場の違う人たちが集まって鑑賞し、かつ話を聞くことができたのは刺激的だった、
・地理的にも時間的にも遠いところの話を、ぐっと身近に引き寄せることができた、
などがありました。名作の鑑賞とトークというのは、名作を残していく上でも意義があるのかもしれませんね。
まずは簡単なご報告まで。ご協力くださったみなさま、参加してくださた皆様、影ながら支えてくださったみなさま、UPLINKのスタッフ一同、ありがとうございました。この場をお借りして、心より御礼申しあげます。
リターン
3,000円
当日配付資料にお名前を掲載致します。
当日配付資料にお名前を掲載
サンクスメール
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年3月
10,000円
当日使えるチケット、無料券のセット
当日配付資料にお名前を掲載
当日チケット
当日に販売する軽食と飲み物無料券
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 6
- 発送完了予定月
- 2017年3月
10,000円
(遠方の方向け)アラブのスパイス&刺繍小物とアーユスイベント無料券
当日配付資料にお名前を掲載
アラブのスパイスと刺繍小物
アーユスのイベント無料券(有効期限9月4日)
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年3月
30,000円
(当日来れる方向け)アラブのお土産、お菓子詰め合わせ
当日配付資料にお名前を掲載
当日チケット
当日に販売する軽食と飲み物無料券
アラブのお土産、お菓子詰め合わせ
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2017年3月
30,000円
(遠方の方向け)アラブのお土産、お菓子詰め合わせ
当日配付資料にお名前を掲載
アーユスのイベント無料券(有効期限9月4日)
アラブのお土産、お菓子詰め合わせ
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 4
- 発送完了予定月
- 2017年3月