【代表からクラウドファンディング終了のご報告】ご支援・応援、本当にありがとうございました！

「ありがとうございます。達成しました。」

この言葉で最終日を迎えられた事、本当に嬉しく思います。

そして今Lienにいる子、これから老犬猫ホームに入所してくる子、保護犬・保護猫達が、穏やかに暮らせるようになる施設に一歩近づく事ができました。

 

振り返れば家族で立ち上げた老犬老猫ホーム。私のわがままから始めた保護活動のせいで、お店の経営や意見の食い違いで、取締役（息子）とは、よく喧嘩をし、娘を傷つけたことも数えきれません。それでも今投げだす事は出来ない…歯を食いしばり、この子達を守らなければ、見殺しにはできないという気持ちで、職員・ボランティアさん協力のもとやってきました。

 

しかし現状このままではLienごとなくなってしまう…限界を感じ無謀とは思いながらもクラウドファンディングに挑戦しました。終盤になっても達成には程遠く諦めかけ、今いる子達を何処に連れていけば良いのかなど考え、夜も眠れませんでした。

それでも毎日皆様からのご支援、温かいメッセージが届き里親さんやお客様達がお店まで足を運んでくださり「Lienなら大丈夫」と激励してくださいました。

 

500万を達成した瞬間、LINEの着信音お店の電話が鳴り響き、1人の男性が泣きながら電話をかけてきてくださいました。人と人の繋がりのありがたさを感じた瞬間でもありました。きっと今までLienで助けた保護犬猫ちゃん・お空に旅立った子たちみんなの力で繋げてくれたんだと、私は思っています。

 

Lienでは今まで記録としては残してはいますが、ホームやペットホテルをしていることもあり、インスタグラムなどには幸せな姿ばかりで、亡くなった子や保護時の悲惨な姿、闘病時の写真等は載せたことがありませんでした。

今回のクラウドファンディングでは、全て見てもらい、老犬になったから、また病気で医療費がかかるから捨てられたであろうこの子達なのに、こんなに健気に頑張ってる子達がいること…そして人間がどんなに残酷なことをしているのかを知って欲しくて掲載をしてきました。

 

北九州市にはまだまだ野犬が沢山います。仔犬が生まれると捕獲をし収容されます。仔犬にはまだ未来があります。成犬が捕獲されると野犬舎に入ります。日も入らないコンクリートの上でもう何年も過ごしている子もいます。

 

その子達を外に出してあげたい、里親さんに繋げてあげたい、その一心で頑張っておられる個人活動者さんもおられます。その方から相談があり、老犬や病気の子を優先し引き出し治療、看取りをしてきました。「最後くらいは人間を信じてね…」という気持ちで、今後も保護活動を続けていきます。

ご支援下さった方々へ、必ずLienを立て直し、良いご報告が出来るよう今後も頑張って参ります。最後にクラウドファンディングをしたことによって老犬老猫ホーム、保護活動をしているLienが北九州市門司にある事を知っていただけたことだけでも感謝の気持ちで一杯です。

今回の挑戦は私の力ではなく、今まで私を支え続けてくれてる職員さんやボランティアさん、クラウドファンディング担当の高倉さん達が居てくれたから…本当に猫、犬ファーストのスタッフばかりです。

必ずよい施設にします。
今後もLienの活動を見守っていただけると幸いです。

 

Lien～りあん～ 代表

曾我部 麻利子