林さんにお会いしてきました

皆様

こんばんは。

本プロジェクトメンバーの鈴木です。

みなさまの暖かいご支援をいただきましてありがとうございます。

今回はプロジェクト代表のトウが海南島のハンセン病回復村を訪れているためにまだ帰国しておりませんので、代理にて進捗状況を載せることにしました。

代表と共に８月の２３日から２４日まで中国の広東省佛山市紅衛村にあるハンセン病回復者の施設に林志明（リンチミン）さんを訪ねてきました。

村に着いた日は気温３０度位で日差しは南国の強いものでしたが、東京の厳しい暑さの中を出発した私たちにはいくらか楽に思えるほどの陽気でした。

車が門を入るとちょうど目の前に林さんがしっかりとした足取りでこちらに向かって歩いて来るのが見えました。

住み慣れた場所でとても力強い歩みは、まだまだ元気な林さんの意思を伝えているようでした。

すぐに翻訳の打ち合わせを始めました。

本の中で林さんが訴えたいことや、伝えたい思い、本の中にある林さんの漢詩の意味の確認などをしていくうちに、翻訳の原稿は少しずつ改善していっております。サブタイトルや本の「まえがき」も書き加えていただきました。林さんには精力的に打ち合わせをしていただいたおかげで、READYFORでのお礼に予定するビデオレターも緑の木陰で撮ることができました。

林さんは大好きな蒸し魚や水餃子やご飯を沢山召し上がり、始終にこにこと話されていました。

その後村人たちともお部屋を訪問したり、毎日木陰で涼む人たちのゲームを観戦したりととても有意義な二日間を過ごすことができました。