ハンセン病回復者 林さんの本『天使在人間』日本語版を作りたい
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 19人
- 募集終了日
- 2014年10月21日
林さん訪問から戻りました。
みなさま
こんにちは。本プロジェクト代表の鄧(トウ)です。みなさまよりあたたかいご支援をいただき、お陰さまで無事に林さん訪問を終えられました。
今回は、本プロジェクトのメンバーと共に、1泊2日で広東省佛山市にいらっしゃる林さんに会ってまいりました。
林さんに再会するのは約5ヶ月ぶりで、会った瞬間に懐かしさがこみ上げました。
佛山市は日本よりも暑くて、何もしていなくても汗が噴き出るくらいだったので、林さんの体調を心配していましたが、日本にいらしていた時よりもずっと元気そうでした。
(一緒に昼食を食べた時に撮影)
『天使在人間』の下訳を全て終えたとお知らせしたところ、とても嬉しそうに興奮した様子で「よかった、よかった」とおっしゃってくださいました。
4月に講演会と書画の展示をした際の、来場者の方の感想を預かっていたので、林さんに内容をお伝えすると、ニコニコされたり、少し難しい顔をしたり、それでもとても満足気に聞いてらっしゃいました。
今回の訪問では、主に3つのことを行いました。
①お礼DVDの撮影
②漢詩や内容の確認
③サブタイトルの提案
特に②漢詩や内容の確認については、内容は8割以上読み取れていましたが、細かい点では理解しきれていませんでした。
林さんにお話を聞き細かい点に留意しながら、内容を確認しました。
私が読み取ったことよりも、もっと深いところで理解することができました。
原題『天使在人間』についても、解説をいただきました。
ハンセン病患者・回復者は辛く苦しい目にあいながら、それでも周りの人を思いやり、大切にして生きている。
そこを出発点に「誰の心にも天使がいる」との思いを込めて付けられたそうです。
DVDの撮影や漢詩・内容の確認を終えた所で、林さんの水墨画を拝見しました。
最近書いたばかりという、海老と蓮の絵や、9匹の海老の絵がお部屋に置いてありました。
「上手く描けていないから、プレゼントできない」と最初はおっしゃっていましたが、どうしても欲しいとお願いしたところ、名前を書き加えて印まで押してプレゼントしてくれたのです。
昨年11月にお会いした時に海老の絵を見せて頂いて、本当に素晴らしいと思っていたので、まさかそれが自分のものになるなんて、感動、感動でした。
(林さんからいただいた海老の絵)
1泊2日は思った以上に短ったですが、密度の濃い時間を過ごせました。
林さんにお会いしたことで、また出版への気持ちも強くなりました。
何としてでも出版を叶えて、林さんと私の夢を叶えてみせます。
最後に林さんのお言葉をみなさまにお伝えしたいと思います。
我来到这个世界,命运除了注定我要受苦外,还注定我要用文字诉说中国麻风病人的苦难。
「私はこの世界に生まれてきて、苦難の人生を歩むほかに、文字で中国のハンセン病患者の苦難を訴えることを運命づけられている」
この言葉に、林さんの人生に、不謹慎な言葉だけど、私は魅了されています。
リターン
3,000円
サンクスレター
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
サンクスレター
『天使在人間』の日本語版 1冊
翻訳本にお名前を掲載
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
15,000円
サンクスレター
『天使在人間』の日本語版 1冊
翻訳本にお名前を掲載
オリジナルブックマーク 1枚
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
サンクスレター
『天使在人間』の日本語版 1冊
翻訳本にお名前を掲載
オリジナルブックマーク 1枚
林さんからのビデオレター(DVD)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし