Library of the Year(LoY)中の人です。再び実行者に代わりましての投稿です。

 本日、LoY2014の優秀賞授賞機関を発表しましたので、こちらでもお知らせします。

 

 

海士町中央図書館*
隠岐の離島という地理的ハンディのある過疎の町において、移住者を中心に公民館図書室の設置、図書館の新設と、島民みんなでつくる新たな形の図書館整備を進めている。「島まるごと図書館構想」は、地域内での分散型図書館サービスの先駆例でもある。また、2013年には、クラウドファンディングを利用し、図書館として日本で初めて成功した。過疎の町村の図書館振興=まちづくり振興のモデルとして、学ぶところが大きい。

 

 

京都府立総合資料館
  かねてからMLA連携の実践館として各種デジタルアーカイブの構築を進めているが、3月に公開した「東寺百合文書WEB」は、資料価値もさることながら、収録データをCCライセンスに準拠する「オープンデータ」とし、いわゆる「OpenGLAM」の格好の事例となっている。誰もが自由に利用できると明示して提供したこの姿勢は、MLA機関の指針となっている点を高く評価したい。

 

 

福井県鯖江市図書館「文化の館」
図書館友の会実行委員が自主的に運営する「さばえライブラリーカフェ」は、100回以上の定期開催の実績を誇る。テーマも高度であり、「市民がつくる図書館」としての面目躍如といえる。他にも、学校図書館支援や地場産業支援の取組、県内初のクラウド型図書館情報システムの導入、鯖江市のオープンデータ政策との連携、女子高生による企画会議の開催等、運営・事業面で話題性と先駆性の高い図書館である。

 

 

NPO法人情報ステーション「民間図書館」(千葉県)
千葉県船橋市を中心に、商店街の空店舗やマンションの一室等を活用し、地域密着型の小規模図書館を運営。民間資金を調達し、図書は寄贈を募り、窓口はボランティアで賄っている。住民同士の交流の場を創出し、地域活性化に寄与。都市型民間図書館の経営モデルとして普及性が高い。

 

 

 9回目となる2014年は、IRIメンバーおよび外部推薦で寄せられた32施設・団体・サービスの中から、上記の4機関が優秀賞に選ばれ、大賞の最終選考対象となりました(*付の機関は外部推薦のあった機関です)。

 なお、10,000円のご支援引換券による「大賞にふさわしいと思った機関に投票権」は、これら4機関の中から1機関に投票(11月7日の最終選考会前日までメールによる)頂けるものです。

 

 残り僅かとなりましたが、引き続きのご支援、よろしくお願いいたします!

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