支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 42人
- 募集終了日
- 2014年7月4日
生命科学研究のためにご支援を
こんばんは,LPixel の朽名です.スポンサー募集のタイムリミットまでとうとうあと2日となりました.ここにきて新たなご支援の方々もぞくぞくと加わっていただき,目標達成まであともう一押し,というところまで来ることができました.現時点までにご支援いただいた29名のスポンサーの方々にお礼申し上げます.しかし目標金額に到達しなければ残念ながら私どもの計画をアクションに移すことができません.正に絵に描いた餅,になってしまいます.私どものプロジェクトについてご覧の方々は多かれ少なかれ,科学,とくに生命科学や医学への関心をお持ちと推察いたします.その健全な発展を一般市民ベースで促すべく,ぜひとも支援を,そしてみなさまの周りでやはりこうした問題に興味をお持ちと思われる友人・知人の方々への拡散・宣伝をお願い申し上げます.
私は十数年前に生命科学を扱う研究室に院生として配属になって以来,植物科学を皮切りに,画像によって生命の神秘に迫るバイオイメージング,卵から個体に至るまでのダイナミックな構造変化を研究する発生生物学,MRIやSPECTといった撮像装置を用いたがんの画像診断,アルツハイマーを起こした脳の画像解析など,多くの共同研究者とコラボレーションして参りました.現在STAP問題で話題となっている理研も含まれます(CDBではないですが).そこで感じるのは研究者の皆さんの実験に対する真摯で中立的な態度です.実験結果に対して「こうであって欲しいな」という期待を研究者は知らず知らずのうちに抱くものですが,実験結果を精査する際,そのような期待が「思い込み」となってしまい色眼鏡でバイアスのかかった解釈をするようでは科学研究をやっている意味はまったくありませんし,それは科学とはいえません.
その一方で,科学者コミュニティ自体には現在たくさんの矛盾や問題が存在しているように思います.まず研究結果を評価する仕組みがあまりにも稚拙です.どういう研究が良い研究か,というのは一概に言えませんが,貴重な税金によってまかなわれる科学研究費の配分において,何らかの指標が必要になっているのは言うまでもありません.残念ながら, Cell,Nature,Science といった有名科学誌への掲載があるかとか,掲載論文のジャーナルのインパクトファクターの総和がいくつであるかといった,陳腐で一面的な評価基準がはびこっているように思います.その背景には任期制であることの多い若手研究者間の熾烈な競争,そして国際的な研究室間の競争,という事情もあります.
STAP問題に関しては,残念ながら理研の自浄作用が現在のところ期待できない状況であります.さらに実はこの問題は氷山の一角であり,捏造による科学に対する背信行為というのは他の研究機関・大学でもいくつも浮上しているのも現実です.私にはこれは,一部の専門家・科学者によって既得権益として科学研究が独占されている結果ではないかと思えます.誰も真理を独占することはできません.今こそ,私たち一般社会の手に生命科学を取り戻し,私たちの健康そして人類の福祉に真に役立つ生命科学研究を推進できる環境を作ろうではありませんか.
あらためて皆様の御協力を心よりお待ち申しあげます.
リターン
3,000円
1)サンクスレター
2)オンライン版の謝辞欄にご芳名を記載
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1)、2)に加えて、
3)LPixelロゴ入りボールペン
4)LPixelロゴ入りポロシャツ
- 支援者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
1)〜 4)に加えて、
5)LPixel入り東大ワイン(赤)
ボトルにご芳名及び
メッセージを彫刻させていただきます。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
1)〜 5)に加えて、
6)個別報告会にご招待
研究の現場で最新の機器を用いた
画像診断体験プログラムもご用意しております。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 10
100,000円
1)〜 6)に加えて、
7)会食にご招待。
【場所】東大本郷キャンパス内のフランスレストラン
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 13