プロジェクト概要

東大研究室で培ったの画像処理技術を応用し、不自然な画像処理を検出するソフトウェア「LP-exam」を開発し、改善し続けたいです!

 

はじめまして、LPixel(エルピクセル株式会社)の島原佑基と申します。2014年3月に、東京大学大学院の生命科学の研究者を中心として、エルピクセルを設立し、研究者・科学者向けの画像処理・解析ソフトウェア受託開発や、技術シーズの新規アプリケーション開発を行っております。2014年4月、最先端の画像処理技術を応用し、生命科学分野の学術論文の画像を中心に、切り貼りや加工などの不自然な箇所がないかを検出するソフトウェア「LP-exam」を開発し、オンラインにて無料で公開致しました。「LP-exam」を用いることで、研究者の安易な不正を防止し、日本・世界の研究に対する信頼を取り戻すことになると考えています。

 

科学技術の発展・信頼回復の為に現在無償で提供を行っていますが、現在このサービスの維持及び改善に要する資金が大幅に不足しています。よりよい研究環境を日本に整備し続け、世界に誇れる発明の創出へとつなげるために、皆様のご協力をお願い致します!

 

 

 

STAP細胞の一連の報道で、

「我々がやらなくては」と思いました。

 

英科学雑誌「ネイチャー」に掲載された、STAP細胞の論文に含まれる画像に、不正な加工や不自然な箇所があるという指摘が、生命科学界のみならず論文捏造をめぐる社会問題として、大きな注目を集めています。やはり私たち「LPixel」がこのソフト開発に至ったのも、STAP細胞の一連の報道がきっかけでした。

 

私たちは、幸いにしてライフサイエンスの研究と、イメージングの技術の双方の領域に精通しておりますが、そのような人は研究者の中でもかなり限られているため、「自分たちがやらなくては」と思いました。生命科学の専門家チームが自ら、高度な画像処理技術を応用して、生命科学研究のノウハウを活かし、開始約1か月で「画像不正検出ソフトウェアLP-exam」のリリースに至りました。かなり複雑なアルゴリズムを使用することも検討しましたが、結果的にはよりわかりやすい、かなりシンプルなソフトウェアとなりました。

 

 

 

ソフトを無料公開。

より多くの人々に使ってもうことで画像不正の問題を解決したい。

 

当初、有料ソフトウェアとして販売すること等も考えましたが、より多くの人々に使ってもらわなくては画像不正の問題は解決しないと思い、思い切って無料公開する決断をしました。全員がこのサービスを使用できることで、研究者にとって安易な不正ができないよう、大きな抑止力になることが期待できます。

 

現在はこのソフトウェアを「LPixel」ホームページ(http://lpixel.net/lp-exam/)にて無料で公開しております。本ソフトウェアは、研究の指導者、論文のレビュアー、及び論文の共著者である研究者が不正をチェックする際に用いられることを主に想定しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

STAP細胞に関する電気泳動画像の分析例

 

画像加工が指摘されているSTAP細胞に関する画像について、LP-examで分析した結果、以下のように、明らかに不自然な箇所が見つかりました。

 

 

▼上記の画像について
(1)暗色背景に変換
(2)明暗反転画像 (3)カラーマップ画像
(4)~(6)段階的コントラスト強調(弱(4), 中(5), 強(6))
(7)~(9)高域通過処理((4)~(6)に対する)
画像の不正となりうる加工が行われた場合、以下のような現象が観察されます。
(4)~(6)… 切り貼りがされた箇所全体(赤枠内)が目立って見える。
(7)~(9) … 連続的な直線(青枠内:黒色直線)が見えるようになる。
(3) … 一つのバンドが全て同じ色に見えることもある。
上記のSTAP細胞に関する電気泳動画像の分析では、(4)~(9)の結果により、他の実験結果の写真を長方形に切り取り、赤枠内にその写真を貼りつけた様子がうかがえます。

 

(解析の様子)

 

LP-examを無料で使用できる環境を整えることが、

研究の安易な不正を防止し、研究者のモラル向上へも働きかけます。

 

このソフトウェアを無料で使用できる環境を整えることが、研究者の安易な不正ができないような大きな抑止力となり、研究者のモラルが向上へとつながると期待できます。残念ながら、メディアで一部の不正を取り上げるだけでは対策として不十分です。このソフトウェアの様なツールが日常的に使用されることで全世界の研究者の不正に対して大きな抑止力となります。

 

研究論文の画像不正は研究者に限った問題に受け取られがちですが、その研究成果を享受する全人類に関わる大きな問題です。研究は、いたって連続的です。不正によって得られた結果があれば、その結果を用いて新たな研究が始まります。不正は研究の遅滞を招くので、結果的に多くの税金・時間等の無駄につながってしまいます。もし、世の中の研究の不正が少なくなれば、例えば、癌研究が効率的に早く進み、本来は癌で死んでしまうはずだった人も救われるようになるかもしれません。

 

 

 

原因は、モラルの低下だけではありません。

論文のチェック・レビュー体制は10年前と変化していない現状。

 

残念ながら、一連の事件の原因を「モラルの低下」という一言で片づけることはできません。もう一つ原因があるとすれば、「制度疲労」です。あるリサーチによると、この10年でライフサイエンスに関わる論文数は約2倍に増えています。同時に、1論文あたりの画像の数も数倍以上に増え続けています。顕微鏡・MRI等の研究ツールの著しい技術の高度化により、その画像のデータ量の大きさも増え続ける一方です。

 

しかし、その画像が用いられた論文のチェック・レビュー体制は10年前とさほど変わっておりません。論文を雑誌社に提出すると、雑誌社の依頼を受けた数人のレビュアーがマニュアルで確認しているだけのケースがほとんどです。既に、そのような古い体制で、数多くの画像をレビューするのは困難となりつつあるため、一連の事件は起きていると考えられます。同じような「制度疲労」の問題は各研究機関、ないしは教育機関の研究室でも生じています。ソフトウェアによるある程度の自動化は、既に必要不可欠になりつつあります。今回のソフトウェアの公開は、その「制度疲労」に対する一つのソリューションとなると考えています。

 

 

プロジェクトが成功すれば

長期的に無償で運用・改善・機能追加をしていきます

 

今回のプロジェクトが成功すれば、長期的(5年以上)に「LP-exam オンライン版」を無償で提供し続け、改善していくことをお約束致します。今話題となっている画像不正の問題は氷山の一角にすぎず、根が深い問題です。画像不正をゼロに近づけるべく長期的に取り組み、ソフトウェアを通じてメッセージを発信し続けます。また、機能も改善し続け、より電気泳動の写真に特化したものや、それ以外の画像に特化したもの等も開発し、汎用性も高めていきます。意外かもしれませんが海外からの使用例も少なくなく、この問題自体も日本に特化したものではありません。このプロジェクトが成功すれば、ソフトウェアの英語版も開発も致します。

 

 

報道を見守るだけではなく、

不満・疑問をもったらその原因を突き詰め行動していきたい。

 

昨今、論文不正にまつわる報道は盛り上がり続けています。論文の画像不正についての理解度は日本は世界で一番になったのではないでしょうか。メディアで画像不正の重大さを認識した我々日本人だからこそ、できることはあるはずです。正直、私は見守るだけの報道は飽きてしましました。私は幼いころから、不満を言うだけの批評家は好きではありません。不満・疑問をもったらその原因を突き詰め、微力でもActionに移すことが尊いと思い、行動してきました。今回もその想いは同じです。私は将来の自分を含む全人類のために、皆様と共にActionに移し、しっかり取り組んでいきたいです。ご協力をよろしくお願い致します!!

 

 

 

支援金額使途

 

■ サーバー維持費(5年分)
■ 外部画像処理ソフトウェア費用 
■ セキュリティ・デバック外注費用 
■ その他(引換券購入費、手数料含む) 
人件費やオフィス代などの弊社サービス「LP-exam」と関係のない費用は一切含んでいません。

 

 

引換券について

 

■サンクスレター
■LPixelロゴ入りボールペン
■オンライン版の謝辞欄にご芳名を記載
■LPixelロゴ入りポロシャツ
■東大ワイン<赤>(ボトルにご芳名、LPixel、メッセージを彫刻)
■研究の現場(研究室等)で個別報告会と
 最新の機器を用いた画像診断体験プログラム
■会食(本郷キャンパス内のフランスレストラン)にご招待

 

 

運営

エルピクセル株式会社 http://lpixel.net/

▼掲載歴
http://lpixel.net/media%e6%8e%b2%e8%bc%89/
※上記は一例です。これまでに100以上のメディア媒体に掲載されました。

 

 

 


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