
明日が最後の訪問地です。
もうかれこれ二週間以上欧州にいます。準備していたプログラムももう1日になります。最後に伺う地域のことを知っていただきたいと思いすこし書きます。ドイツのレッテンバッハ村というミュンヘンの南西に位置する人口900人ほどの村についてです。
○レッテンバッハ村のHP
http://www.rettenbach-am-auerberg.de/
○レッテンバッハ村の紹介記事http://blog.livedoor.jp/eunetwork/archives/16471636.html
○レッテンバッハ村のウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF
この村は、太陽光、木質バイオ(薪ボイラー、チップボイラー)などのエネルギーシフトの運動や地域通貨、村営のスーパーなどに取り組む村です。この村、1973年に合併したそうです。下水や道路などのインフラなどの整備にお金がかけられなくなり、荒廃し、商業もによってどんどん活力が失われ、ひどい状態になったそうです。
ここから何とかしなくてはということで、村民が立ち上がり、1993年に州の法律まで変えてなんと独立してしまいました。その後、自分たちの村で一通りの買い物ができるように村営スーパーを開店したり、市民活動への助成をすべてその村でしか使えない地域通貨で支払ったり、太陽光発電を推進し村民の消費量を裕に超える電機を売電したり、木質バイオマスで雇用を作ったりして、今は豊かな村になっています。
ドイツで盛んに運動になっているエネルギーシフトの良い例だそうです。
しかも村営スーパーの下には薪ボイラーがあって、スーパーや周辺の建物へ熱を供給しています。なぜ薪にしたががおもしろく、薪だと誰でも持込ができるので誰でも利益を得られ、誰でもエネルギーシフトに参加できるようにするためだそうです。しかも、この薪の代金は地域通貨で支払われています!
すごく木の駅に似た仕組みができています。
しかも共同店舗や薪ボイラーまで!同じことを考える人がいるんだなっと話を聞いて感動した次第です!
どうしても行きたいっ!といてもたってもいられなくなって、最終日にオーストリアの通訳のカリンさんに無理して来てもらって伺うことにしました。
薪ボイラー如何ではなく、地域としてこの村に、日本の山村の未来を感じています。
今日はフランクフルトです。今日のホテルはお風呂にバスタブがあると漬かれるのでうれしいです(笑)このたびも、もう一日です。日本や欧州の多くの方に支えられてここまでこれました本当にありがとうございました。
またREADYFORでご支援を頂きました皆様、後押しを頂いた皆様、何とか金額も達成することができました。本当にありがとうございました。
9日の夜に日本に到着します!
リターン
3,000円
①新米バイヤー珍道中日記を配信します。
-欧州での滞在期間や準備段階で得られた情報を発信します。これを見ると、欧州の薪づくりと薪ボイラーの最新動向がわかります。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 288
5,000円
①新米バイヤー珍道中日記を配信します。
②報告会に参加できます。
-報告会は愛知県金山駅周辺で開催されます。森林・地域・薪・木のエネルギーに関係する人と交流できるチャンスです。みんなで安心して薪ボイラーを導入できる仕組みを考えましょう。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 39
5,000円
①新米バイヤー珍道中日記を配信します。
②欧州で得られた資料をすべてプレゼントします。
-訪問先で手に入れたパンフレットや説明書などの生の資料をプレゼントします。先進的なノウハウ満載ですよ。
- 支援者
- 22人
- 在庫数
- 28
100,000円
①新米バイヤー珍道中日記を配信します。
②報告会に参加できます。
③欧州で得られた資料をすべてプレゼントします。
④薪ボイラーを予約できます。
-薪ボイラーの個人輸入に向けた調査費用です。輸入できるボイラーメーカーを探す調査費用と輸入のための段取りを行います。ボイラー本体や輸入費用は別途かかります。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10