社員の不安を一蹴。非接触アイテム開発

川口市にある小さな町工場から生まれた。プラスチックメーカーならではの技術とアイデアで、社員の不安を払拭するアイテムをカタチにしました。この非接触アイテムで皆の不安を少しでもなくしたい！

 

初めまして、株式会社リョウケです。私達は山形県村山市に工場を持つプラスチック加工メーカーです。普段はお客様からのご依頼でプラスチック製品や部品などを24時間生産しています。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

新型コロナウイルスの感染拡大の中、通勤のバスや電車の吊革に不安でつかまれない、触りたくない、誰が触ったかわからないエレベーターのボタン、バスの降車ボタンやドアノブ、取っ手など、素手で触りたくないなどの声を耳にするようになりました。うちのような小さな会社、さらに製造業では、テレワークという働き方は難しい。何とかしなければという社長の強い思いで、プロジェクトが立ち上がりました。

社員が会議室に呼ばれ、プラスチック樹脂で何か役に立つグッズを作れないかと話合いました。

素手で物を触ってからのばい菌の感染のイメージが一般的に定着しつつあり、非接触グッズをプラスチック樹脂作ろう！そしてそれぞれのアイデアを毎日持ち寄り検討、お世話になっている金型屋さんに相談、図面の直しなどを何度も行い、通常は1か月かかる金型作成も2週間で作り上げてもらい、第一弾の守っ手（Mamotte）を作り上げました。

 

ただ、ネットで販売はしてみたものの、ユーザーの声は厳しく、第2弾として、もっと使いやすく、さらに、販促品などにも使ってもらえるよう、文字等を入れてもらえるよう金型を変更、販売しようと計画を行っております。

 

プロジェクトの内容

自分と大切な人を守るための非接触アイテムを小さな町工場からお届けします。

電車のつり革、エレベーターの押しボタン、バスの降車ボタン、ドアノブ、ショッピングカートなど

町中のいたるところで、どこに潜むか分からないばい菌の不安を解消する非接触グッズ。

 

タッチレスで抗菌剤入りのつり革グリップ、ドアオープナー！「守っ手Version2」をお届けいたします。
 

「守っ手Version1」と「守っ手Version2」の違い

●角が丸くなった。

守っ手Version1をお使いのユーザー様から沢山のご指摘をいただき、角を丸くしました。

 

●ロゴが入れられる。

会社での販促品で使用したい、記念品に採用したいなどの要望にお応えしたいと考え、文字やロゴを入れられるように金型を修正しました。

 

●突起が長くなり、ボタンが押しやすくなった。

ボタンを押す突起が短く、手に触れてしまうとのご指摘をいただき、突起を金型の限界まで伸ばしました。

 

 

◎非接触グッズ！「守っ手」のご紹介◎

 

非接触アイテム「守っ手」でできること

• つり革を非接触で握る

金属製で似たような製品はありますが、握れるのはこの守っ手だけ！バスや電車のつり革をしっかりと非接触で握ります！

 

• 電車のバーを非接触で握る

プラスチック樹脂なので、柔らかいので、電車のバーも非接触で握ることが出来ます。

• バスの降車ボタンをタッチレスで押す

誰が触ったか分からない押しボタンは、リングの突起部分で押すことが可能です。

 

• ドアノブを触らずに回す、引く

会社のドアノブ、トイレのドアノブなど触りたくないところはこの守っ手を使って回します。

 

• 鍵を触らずに回す

守っ手の横にはスリットが入っているため、鍵を触らずに簡単に回せます。

 

• エレベーターのボタンをタッチレスで押す

エレベーターのボタンもタッチレス。プラスチック樹脂なので、ボタンも傷つけません！

 

• 守っ手2つでショッピングカートも非接触

毎日の買い物で気になるショッピングカートも守っ手２つ使えば非接触です。

 

 

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守っ手紹介動画

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プロジェクトの展望・ビジョン

 

私たちのような小さな町工場から製品を開発し発信することでアイデアをカタチにするということを身近に感じてもらい、日本の製造業に貢献したいと考えています。

今後も新しい生活様式に対応し、今までの当たり前にとらわれず、アイデアをカタチにすることにチャレンジし、解決をし続けていくことが、私たちのビジョンです。

 

 

【プロジェクト終了要項】

製作物    
コロナウイルス感染防止アイテム　非接触グッズ　守っ手Version 2

製作完了予定日    
2020/12/31

製作個数    
守っ手Version2を10,000個