⑥デジタルの活用法⑵

・Instagramの活用法について。

①本購入者間で特定の#ハッシュタグ(例「#中央区」)を共有します。それを付けて「子どもを連れて行っても居心地のよい場所」(お店、施設、イベント等)や、公園等をInstagramに投稿してください。この「子どもを連れて行っても居心地のよい場所」は、より客観的に(より多くの子連れに当てはまる所)と考え出すと、結局ショッピングモールになるので、主観でよいと考えます。
　客観的な場所なら市が発行しているようなフリーペーパーが一番です。主観だからこそ、穴場の発見にもなり、お店の人と、あるいは投稿者さんとの思いがけない素敵なつながりができるかもしれないのです。

②皆さんが投稿した上の#を検索すれば、無駄なく区ごとの情報にアクセスでき、圧倒的にお出かけ計画が立てやすくなるだけでなく、「行ってみないと分からない」を前始末できます。
　例えば、Instagramで「#神戸カフェ」等と検索すると、約80万ヒットします。子連れ目線でもない情報の中からお出かけ場所をいちいち探すのも手間です。しかし、この本の購入者間で共有する#の情報の信憑性はかなり高いので、圧倒的にお出かけ計画が立てやすくなり、後悔する可能性も格段に低くなります。

③何より、皆さんの投稿が、誰かのためになります。
　本購入者間で共有した#の向こう側で、その投稿のおかげで救われる誰かがいるかもしれません。
　SNSは、各性質に従って、ともすると誹謗中傷、大喜利大会、マウンティングが行われがちです。しかし、ぼくは、皆さんで共有する#の向こう側には、単に役に立つ情報があるだけでなく、心の換気のできる素敵なお店があったり、例えば、子育てを目一杯楽しむ元気な投稿や、その辛さに寄り添う親身な投稿など、見る人読む人に優しい世界が広がると素敵だなと思っています。
　ここで共有する＃が、優しい世界への招待状になれば、とても幸せなことではないでしょうか。