皆様のご支援で手術支援ロボットの開発を軌道に乗せれました。
皆さまよりご寄付をいただいてから1年が経過しました。大変ありがとうございました。
これまでの間、九州大学で行っていた手術支援ロボット研究開発事業を継承するために設立したF.MED株式会社はベンチャーキャピタルの出資を受け、また、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発補助事業に採択されました。プロジェクトは順調に進んでいます。
ロボットの開発は直径1mmの模擬血管の縫合を達成することができました。
ご寄付いただきました資金は以下の通り使用させて頂きました。
① 試作機完成に要した工事費用363.3万円
② 臨床に向けたロボット手術ガイドライン整備にかかる調査費(出張費など)128.8万円
③ 事務諸経費273.3万円
④ 先端リンクの製作組立費用265.8万円
(2023年3月時点での残高0円)
現在、手術支援ロボットの製品開発はF.MED社が主となり、九州大学病院は臨床に関する開発を進めております。引き続き製品化へ向けて鋭意進めて行きます。これからも応援をよろしくお願いします。
江藤正俊 門田英輝 小栗 晋