こんにちは、ごえんカンパニーの太田です。

 

徐々に梅雨も明けてきましたね。

毎年、大きい台風を目の当たりにすると、自然が大きな恵みを与えてくれるのと同時に時としてその威力の強大さを再認識させられますよね。

そんなことを考えると、その自然に真っ向から向き合って美味しい生産物を届けてくれる生産者に改めて感謝したくなるのです。

 

さて前回は、みかんを取り巻く現状についてお話しましたが、今日は生産する方たちの現状についてのお話を2回に分けてお送り致します。

 

前回に続き少し深刻な内容となっておりますが、日々、私たちがしている「食べる」という行為に大きく関わることなので、長いですが是非お読みいただけたらと思います。

 

先週、みかんをとりまく現実をお話する際に出てきたのは右肩下がりのグラフ、みかんの生産量の減少を示すグラフでした。

今週は右肩上がりのグラフ右肩下がりのグラフ、両方登場します。

 

まずは先週と同じ右肩下がり、日本で農業に従事する農業就業人口のグラフです。

日本の総人口が減っていることは皆さんご存知だと思いますが、農業就業人口も例外ではありません。

農業就業人口のうち、基幹的農業従事者数(ふだんの仕事が主に農業)は、2010年は205万人でしたが、2011年には186万人と200万人を下回りました。グラフの通り農家戸数も減少の一途です。

また、国民人口において65歳以上の高齢者が占める割合が高くなっていることも知られており2011年の総務省統計によると日本の人口における65歳以上の人の占める割合は約23%ですが、農業においてはことさら深刻であり、なんと65歳以上の高齢者が占める割合は59.1%で、全体の平均年齢は65.9歳まで上昇しているのです。

対して「若手」とされる35歳以下の従事者は5%とされています。いわゆる後継者不足の問題にぶつかっているのです。

 

農業は天候に左右され、労働時間も長く、作物を育てるのに必要な費用もかかります。国内生産される食料は全人口の約1%の人たち(その約60%が65歳以上の高齢者)によって支えられているという状況です。

 

 

そして右肩上がりのグラフです。

 

こちらも右肩上がりだからといって喜べるグラフではありません。なぜなら耕作放棄地の面積の上昇を示すグラフだからです(耕作放棄地の上昇とともに、当然耕作地の減少は右肩下がりとして示されます)。

耕作地は、単純に食糧生産物が可能な場所というだけではなく、さまざまな種類の生きものが棲める環境をつくり、洪水や土砂災害も防ぐという多面的な機能をもっています。

その結果、私たちは住みやすい環境で安心して暮らすことができているのですが、耕作地がなくなるということは災害や自然環境面にとって大きなマイナスとなるのです。

 

 

どちらを見ても危機迫る状況が、すぐ目の前まで来てしまっています!

 

さて、色々と統計的なお話はここまでにして、次回は私たちが縁あって知り合った農家さんの中でも数少ない若手である生産者さん(三重県熊野地方の柑橘農家さん)が、ブログにその思いを綴っていましたので、抜粋させて頂きます。
 

お楽しみに!

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