犠牲者458人。三川坑跡に炭じん爆発事故の慰霊碑を建てたい

プロジェクトの終了まで、あと10日となりました。

 

終盤に近付き、クラウドファンディングの方法以外でのご支援も増え、どうにか慰霊碑の建設と歩道の整備などについても目途が立ちました。

本当にありがとうございます！

 

昨日、現在の支援状況について報道関係へ発表を行いましたので、ご報告いたします。

 

 

発表の内容（概要）

 

１．現在の支援総額（4月20日 午前11時現在）

　クラウドファンディングからの支援額　　5,315,000円

　銀行振込、現金書留、持参による支援額　4,480,060円

　　　　　　　　　　　　　　　　　合計　9,795,060円

 

 

２．支援金額の使い道

　・慰霊碑建設に係る工事代金

　・クラウドファンディング手数料

　・返礼品

　（以下が新たな内容です）

　・慰霊碑建設場所の整地

　・歩道の整備

　・桜の樹への散水設備

　・ケーブル等の移設（予定地にケーブルがあり、移設の必要があることが判明したため）　

 

 

３．慰霊碑の設計図と桜の配置について

　

慰霊碑の設計図です。

このようなデザインのものを予定しています。

桜の本数についてですが

プロジェクトページでは20本としておりますが、その他の方法でのご支援を合わせると、現在27本分のご支援を頂いております。

この桜を、第一斜坑跡に建設する慰霊碑から第一斜坑巻揚機室方向へ、約120mの並木道となるよう、植樹を計画しています。

 

 

４．代表・芳川からのご挨拶

 

　皆様からのご支援のおかげで、どうにか慰霊碑の建設ができるという状況になりました。本当にありがとうございます。

　予想より早い段階での500万円達成。それに力をもらい、メンバー全員が自分のできることをやり切り、多くの支援を頂くことができました。

　大牟田市だけでなく、東京や大阪、全国の方からもご支援いただきました。

　多くの方に、事故で亡くなられたご家族や親戚への想いなどを語っていただき、また、その方々がさらに支援の輪を広げてくださいました。

　本当に、有難いことと感謝しております。

　11月9日に予定している除幕式に向け、しっかりと建設を進めてまいります。

 

 

５．今後についてのお願い

 

　ご支援については、歩道の整備費用やケーブル移設など、まだ見積もりを取っていない工事費もあり、不安もあるため、プロジェクト終了まで継続してお願いしたいと思っております。

 

　また、これまで頂いた皆様からのメッセージや思い出などは、まとめて冊子か何か（詳細は決定していません）にし、除幕式で配布したり、三川坑跡にいらっしゃったお客様に読んでいただいたりできる形にできればと思っております。

　この件については、プロジェクト終了後改めてご協力の依頼や掲載が可能かのお尋ねをさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

　なお、除幕式については当初の予定通り11月9日を計画しておりますが、新型コロナウイルスの影響で、工期が遅れたり当日の集会を制限されたりする可能性も危惧しております。

　状況を見ながら判断し、皆さまへご案内したいと存じますので、よろしくお願いいたします。