障がい児と家族のための多感覚演劇「森の物語」開幕へ!

障がい児と家族のための多感覚演劇「森の物語」開幕へ!

支援総額

309,000

目標金額 300,000円

支援者
34人
募集終了日
2017年1月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

**********************************

皆様のおかげで目標金額の30万円を達成しました!

舞台費・ボランティアの配置を充実させるため、

ネクスト・ゴールを設定します!

 

みなさまからのあたたかいご支援を賜り、目標額を達成する事が出来ました。友人、知人の皆さま、知人の大切な人達、会ったことのない方、色んな方々の力を頂いた結果です。 本当にありがとうございました!

 

そして 今回新しいチャレンジに挑戦したいと思います。ネクスト・ゴールとして、舞台費、ボランティアの配置を充実させるため、プラス5万円の35万円を集めたいと思います。

 

もしこのプラス5万円を今回皆さまのお力を借りてその費用を集めることができれば、更に充実することができます。

。たいへん厚かましいお願いですが、もし、支援しようと思って下さる方がいれば、ご検討をお願いいたします。

 

プロジェクト終了まで、引き続き、ご支援をよろしくお願いします

良ければこのままプロジェクト本文もご覧ください。

 

中山 夏織

**********************************

 

3月11日(土)~13日(月)東京にて
多感覚演劇を上演します

 

はじめまして。中山夏織です。大学等でアートマネジメントや文化政策を教えています。またそれと同時にプロデューサー、コーディネーターとして、演劇教育や人材育成、演劇の福祉での活用のプロジェクトに関わってきました。


そして今回、通常の劇場に足を運べない知的・学習障がい児らに、楽しく優しい美的体験とともに、劇場に行く社会的な体験をもたらすことを目的とした多感覚演劇を行いたいと思います。

 

しかし多感覚演劇を行うための費用が足りません。どうかご支援をお願いいたします。

子どもが喜ぶオブジェクトを使ってのテーブルトップパフォーマンスを探る

 

多感覚演劇との出会い
物足りなかったものを見つけました

 

私は今まで大きな病院から、小さな児童放課後ディサービスまで、様々な場所でささやかな演劇的な喜び、楽しみを届けることを続けてきました。

 

しかし、子どもたちの笑顔と出会っても、喜んでもらっても、何かが足らない、どこかが違うという思いを消せないできました。届けるべき作品の内容・クオリティはこれでいいのか? もっとふさわしいアプローチがあるのではないか?

 

そんな気持ちがある中、2016年10月、日本財団のご支援を得て、様々な障がいをもつ子どもたちのための演劇を想像している英国の劇団オイリー・カートをお招きしました。

 

そして多感覚演劇の素晴らしさ、今までの何か物足りないという違和感は間違っていなかったことを教えていただきました。

劇団オイリー・カートの公演の様子

 

 

多感覚演劇の素晴らしさを劇団オイリーカートから学びました

 

劇団オイリーカートから学んだのは、次のようなことです。

 

多感覚演劇

五感を刺激する演劇。物語を見せ、分からせるのが目的ではない体感する演劇。

一人ひとりが何に反応を示すかを探る

 

少人数の観客

トランポリンを使ったパフォーマンスで、1公演あたり、観客は子ども2人!

 

 

異空間へ誘うアプローチ

開演前から出演者がロビーで子どもたちとコミュニケーションをとり、劇場空間へといざなっていく。

ロビーにおかれた舞台装置の一部。子どもを慣れさせるアプローチの一つ

 

舞台と客席

子どもを制限しない自由なレイアウトと安全な環境。

 

一人ひとりに寄り添いながら、興味を探っていく

子どもの反応に反応していくテーブルトップパフォーマンス。

ハーブを使って嗅覚と触覚に訴える

 

年齢や異なる障がいへの対応

同じ作品でも構成・内容の変更。

 

自閉症スペクトラムの子どものための事前資料の作成・提供

誰と出会うのか、どのように展開し、終わるのかを紹介。知らない場所や見通しがつかないことを嫌う自閉症の子どもたちに安心感をもたらす。

 

 

日本では難しいかもしれない
だけど誰かが始めなければ!

 

こんな演劇を日本でも開催したい!

だけど一度に、6人の子どもだけ?日本では、無理なのではないか?

 

でも、誰かが始めなければ、と自らに言い聞かせ、2016年度のホスピタルシアタープロジェクトとして、劇団オイリー・カートが残していったものに、チャレンジしようと決意しました。

 

 

多感覚演劇「森の物語In a forest」を子どもたちに届けるために


今回実施するプロジェクトは、障がい者施設の地域交流スペースをお借りして、劇場空間に近い形の場所をつくります。通常の劇場に足を運べない、劇場が許容してくれない知的・学習障がい児らに、楽しく優しい美的体験とともに、劇場に行く社会的な体験をもたらすことを目的とした多感覚演劇を行います。

 

障がいをもった子どもたちと家族・介護者のためのスペシャル・パフォーマンス。

オイリー・カートが発展させてきた様々な手法を用い、少人数の子どもたちと、その家族・介護者を観客として、優しく寄り添い、美しい体験をもたらす多感覚演劇の試みです。ある森で繰り広げられる様々な生命の営みと、マジカルなフェスティバルへ誘います。

 

 

すべての子どもたちに舞台芸術の喜びをもたらしたい

 

一足先をゆく英国では、障がい者や家族が心おきなく鑑賞することができる演劇が広がりを見せています。そしてここ日本でも、東京オリンピック/パラリンピックの開催決定、2016年の障害者差別禁止法の施行により、障がいをもつ人々のための劇場等へのアクセスの向上や、彼ら自身への芸術活動への関心の高まりがみられるようになりました。

 

しかし、劇場や創造団体の取り組みの多くは、身体障がいへの対応に限られています。じっとしていられない、走りまわる、声をあげてしまう等の理由で、知的・学習障がいをもつ子ども、大人は、いまだ舞台芸術の鑑賞から遠ざけられたままなのです。また、障がいをもつ子どもが家族にひとりいるだけで、家族揃って、兄弟姉妹揃って、一緒に観劇することもできません。

(ホスピタルシアタープロジェクト2015「妖精の国」オープンディ
於 こども教育宝仙大学 助成 アーツカウンシル東京)

 

すべての子どもが疎外されず、子どもとして楽しみ、美しいと感じれる社会。

そんな社会を作り上げるために、ささやかながらも、進んでいきたいのです。

 

今回アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)のご支援を頂くことになっていますが、それだけでまかなうことはできません。優しく寄り添うために、少人数の観客に徹したパフォーマンスのモデルづくりにご協力いただければ幸いです。

 

どうか応援をよろしくお願いいたします!

 

東京でのオイリー・カートのワークショップの参加者。多くのアーティストや研究者が参加して下さいました。

 

 

多感覚演劇「森の物語In a forest」について

 

●開催日  2017年3月11日(土)~13日(月)

●開演時間 

11日(土)

12日(日)

13日(月)

11:00

11:00

14:00

14:00

14:00

17:00

17:00

●上演時間 40分

●会場 シャロームみなみ風地域交流スペース(社会福祉法人南風会)                

●自閉症スペクトラムの子どものための事前資料を準備いたします。

 

●主催 特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク

●協力 社会福祉法人南風会

●助成 アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団

 

東京メトロ東西線早稲田駅1番出口 徒歩7分

都営大江戸線牛込柳町駅下車 徒歩12分

都バス(新宿駅西口―練馬車庫)牛込保険センター下車 徒歩1分

 

 

シアタープランニングネットワーク 公式ホームページ 

フェイスブック シアタープランニングネットワーク

        ホスピタルシアタープロジェクト

 

 

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プロフィール

シアタープランニングネットワーク代表/プロデューサー・翻訳。 三重県出身。明治大学文学部演劇学専攻卒、英国シティ大学芸術政策経営学修士、同博士課程中退。アートマネジメント・文化政策・英国演劇・アーティストサバイバル等を教える傍ら、様々な国際交流、ドラマ教育や俳優トレーニング、アートマネジメント人材育成等に携わる。近年では、日本のインクルーシブシアターのパイオニアとして海外にも知られる。主な著書『演劇と社会-英国演劇社会史』。翻訳『応用ドラマ』『子どもという観客』、翻訳戯曲『ハンナとハンナ』『カラムとセフィーの物語』他。2012-18年日本芸術文化振興会プログラムオフィサー、2018-22年桐朋学園芸術短期大学特任教授。公益社団法人国際演劇協会理事。明治大学、大東文化大学、桐朋学園大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

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リターン

3,000


【応援します】ホスピタリティの心

【応援します】ホスピタリティの心

◎サンクスメール

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年3月

5,000


【応援します】いっぱいのホスピタリティ

【応援します】いっぱいのホスピタリティ

◎サンクスメール
◎活動報告メール
◎報告掲載機関誌シアター&ポリシー(2017年5月号)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年5月

10,000


【応援します】ホスピタリティ&ホスピタリティ

【応援します】ホスピタリティ&ホスピタリティ

◎感謝のお手紙
◎活動報告メール
◎報告掲載機関誌シアター&ポリシー(2017年5月号)
◎当日プログラムへのお名前の記載
◎特製バッジ(画像は昨年のものです)

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年5月

20,000


【応援します】ホスピタリティ&ホスピタリティ&プラス

【応援します】ホスピタリティ&ホスピタリティ&プラス

◎感謝のお手紙
◎活動報告メール
◎機関誌シアター&ポリシー(1年間・隔月刊)
◎当日プログラムへのお名前の記載
◎特製バッジ
に加え、

◎ご希望の方は、公演にご招待いたします。

支援者
3人
在庫数
2
発送完了予定月
2017年3月

30,000


【応援します】スペシャル・ホスピタリティ

【応援します】スペシャル・ホスピタリティ

◎感謝のお手紙
◎活動報告メール
◎機関誌シアター&ポリシー(1年間・隔月刊)
◎当日プログラムへのお名前の記載
◎特製バッジ
に加え、

◎理論書「応用ドラマ」(H.ニコルソン著・中山夏織訳)(定価2,000円+税)
◎ご希望の方は、公演にご招待いたします。

支援者
3人
在庫数
2
発送完了予定月
2017年3月

プロフィール

シアタープランニングネットワーク代表/プロデューサー・翻訳。 三重県出身。明治大学文学部演劇学専攻卒、英国シティ大学芸術政策経営学修士、同博士課程中退。アートマネジメント・文化政策・英国演劇・アーティストサバイバル等を教える傍ら、様々な国際交流、ドラマ教育や俳優トレーニング、アートマネジメント人材育成等に携わる。近年では、日本のインクルーシブシアターのパイオニアとして海外にも知られる。主な著書『演劇と社会-英国演劇社会史』。翻訳『応用ドラマ』『子どもという観客』、翻訳戯曲『ハンナとハンナ』『カラムとセフィーの物語』他。2012-18年日本芸術文化振興会プログラムオフィサー、2018-22年桐朋学園芸術短期大学特任教授。公益社団法人国際演劇協会理事。明治大学、大東文化大学、桐朋学園大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

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