溢れ出る思い

みなさんこんにちは。ミャンマー事務所の中原亜紀です。

 

 

10～14歳の子どもたちが夜間小学校に入学することができます。

しかし、教室の中には生徒や先生の他にも沢山の取り巻く人たちがいるのです。

 

子どもの様子が気になって見に来たお母さん。

孫が可愛いおじいさん。

大勢の青年たちも教室の後ろから見つめています。

 

 

始めは兄弟の様子を見に来ているのかと思いましたが、青年たちは先生が黒板に書く文字を一心に見つめ、つぶやきながら復唱していました。

 

学びたいという溢れ出る思いを感じた一瞬でした。

 

 

 

歩く人は、かならず、歩くことを学ぶ。

歩行によって道をつくることを覚える。

歩くことで、目指す理想を再形成し、さらに確かなものにしていくことを、

人は学ぶのだ。

（パウロ・フレイレ『希望の教育学』より）

 

歩くの部分を学ぶに換えてこの言葉を読んでみてください。

 

 

 

この夜間小学校で、希望の一歩を踏み出す青年がいます。

みなさんの応援よろしくお願いいたします。