可能性の扉を、一緒にひらく

ナンインチョー先生からのメッセージをお届けします。

ミャンマーの現在の教育事情として一度も学校に通ったことのない子どもたち、学校を辞めざるを得なくなった子どもたちがたくさんいます。

そういった学校に通えない子どもたちが勉強できる場として夜間小学校があり、だからこそ私はここで先生をしています。

初等教育の機会を子どもたちに与えることができ、子どもたちが学びを得ることができるのは素晴らしいことです。

初めて夜間小学校で教えた時は、子どもたちの過酷な状況を目の当たりにし、悲しいこともたくさんありましたが、今はここで教えられることに誇りを持っていますし、夜間小学校で、たくさんの生徒たちに読み書きを教えることができること、本当に嬉しくまた感謝しています。

夜間小学校を修了した子どもたちが、より良い人生を歩むためのサポートができていると信じています。

可能性の扉を、一緒に開こう。

先生方の熱い思いにこちらがいつも学ばせていただいております。

中原亜紀