迫りくる!スーパー伊勢湾台風に備えるために

寄付総額

2,559,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
176人
募集終了日
2019年9月26日

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2019年11月22日 15:00

特別シンポジウム(1)開催結果

名古屋大学減災連携研究センター「伊勢湾台風から60年」記念事業

シリーズ・伊勢湾台風から60年:特別シンポジウム(1)

「伊勢湾台風~60年前の教訓と新たに生まれた課題~」開催報告

 

■日 時 2019年11月16日(土)13:30-17:00

■場 所 名古屋大学 減災館1階 減災ホール

■参加者 約120名

 減災連携研究センターでは、伊勢湾台風襲来から60年を迎えるにあたり、クラウドファンディング「迫りくる!スーパー伊勢湾台風に備えるために」(7月1日~9月26日、寄附総額255.9万円)を通じてみなさまからのご支援をいただき、調査研究を進めながら減災館の展示を拡充するとともに、「伊勢湾台風から60年」記念事業を企画してまいりました。

 この特別シンポジウム「伊勢湾台風~60年前の教訓と新たに生まれた課題~」は本記念事業の一環として、当時の被災を契機として1961年に設立した名古屋大学土木系教室とともに、土木系教室同窓会「鏡ヶ池会」にも協力いただいて企画いたしました。午前中に開催された「台風15号、19号に関する調査速報会」に引き続いての実施ながら、一般市民、行政、企業、研究機関、報道関係等、100名を超える参加者がありました。当日は、減災ギャラリーにて一般社団法人中部地域づくり協会制作の「水害体験VR」について出張展示いただいたことも申し添えます。

 シンポジウムは、野田利弘副センター長/教授(鏡ヶ池会25期生)の進行により、土木系教室の設立経緯や現在の教育研究活動状況を紹介した、加藤準治・大学院工学研究科土木工学専攻教授/主任からの挨拶を皮切りに、3つのテーマに沿った話題提供により構成されました。

 最初のテーマ①「60年前の教訓」では、国土交通省中部地方整備局編集・提供の伊勢湾台風に関する映像を視聴した後、杉野尚夫様(鏡ヶ池会1期生)より、「伊勢湾台風発災当時・直後の様子と教訓」と題する講話をいただきました。テーマ②「中部の成長~60年間の変化~」では、大東憲二教授・大同大学情報学部総合情報学科(鏡ヶ池会16期生)から「地下水の過剰揚水による海抜ゼロメートル地域の拡大」と題して、濃尾平野における地盤沈下過程と現状を、富田孝史教授・大学院環境学研究科(鏡ヶ池会23期生)から「水防災の取り組み」と題して、高潮襲来に備えた防波堤などのインフラ整備の現状を報告いただきました。その後、テーマ③「新たに生まれた課題」では、加藤博和教授・大学院環境学研究科(鏡ヶ池会28期生)から「人口・土地利用の変化、交通の大動脈としての中部への機能集中」と題し、名古屋都市圏の成長により生じた新たなリスクについて、戸田祐嗣・大学院工学研究科教授から、「気候変動による台風の強力化」と題し、温暖化を踏まえた将来に向けての対応といった課題に関する話題提供がありました。

 パネルディスカッションでは、水谷法美・大学院工学研究科長/教授(鏡ヶ池会19期生)のコーディネートにより、伊勢湾台風をどう捉えるのか、また、当時の教訓がどう活かされてきたか、さらには、将来、スーパー台風の襲来に向けて何を考えておくべきなのか、といった問い掛けがなされ、パネリストとなった5名の登壇者が意見を寄せ合う形で進行されました。スーパー台風の襲来に際しては、堤防などのハード整備と広域・事前避難などのソフト対応の取り組みをより一層進めることとともに、高潮による浸水に備えて土地利用を制御し、災害に強いまちをつくっていくこと、などの広範な課題について、会場からの質疑を交えながら活発な情報・意見交換が行われました。最後に、田代喬副センター長/特任教授(鏡ヶ池会35期生)からの挨拶で閉会されました。

 本シンポジウムの開催に際しては、名古屋大学土木系教室を始めとする複数の関係主体の連携・協力により、多数の参画者により実現し得ました。なお、このシンポジウムの様子は、クラウドファンディングに支援いただいた方々(リターンとして速記録をご希望された方々)には冊子として別途報告させていただく予定です。

 末筆ながら、本シンポジウムにご参画いただいた皆様、クラウドファウンディング事業にご支援いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。

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ギフト

5,000


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Aコース【5000円】

・サンクスメール

・減災連携研究センターHP「減災館News&Topics」上の特別企画展のお知らせに、寄附者様の芳名録(PDF)を掲載します。

・企画展中に芳名録を張り出します。(辞退可・ペンネーム可)

・寄附金領収書
(2019年12月末までに送付します。領収書の日付はReadyforから名古屋大学に入金がある2019年11月の日付になります。)
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります

申込数
60
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

10,000


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Bコース【10,000円】特別シンポジウム速記録

・サンクスメール

・減災連携研究センターHP「減災館News&Topics」上の特別企画展のお知らせに、寄附者様の芳名録(PDF)を掲載します。

・企画展中に芳名録を張り出します。(辞退可・ペンネーム可)

・寄附金領収書
(2019年12月末までに送付します。領収書の日付はReadyforから名古屋大学に入金がある2019年11月の日付になります。)
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります

・特別シンポジウム速記録

申込数
70
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


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Aコース【5000円】

・サンクスメール

・減災連携研究センターHP「減災館News&Topics」上の特別企画展のお知らせに、寄附者様の芳名録(PDF)を掲載します。

・企画展中に芳名録を張り出します。(辞退可・ペンネーム可)

・寄附金領収書
(2019年12月末までに送付します。領収書の日付はReadyforから名古屋大学に入金がある2019年11月の日付になります。)
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申込数
60
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月

10,000


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Bコース【10,000円】特別シンポジウム速記録

・サンクスメール

・減災連携研究センターHP「減災館News&Topics」上の特別企画展のお知らせに、寄附者様の芳名録(PDF)を掲載します。

・企画展中に芳名録を張り出します。(辞退可・ペンネーム可)

・寄附金領収書
(2019年12月末までに送付します。領収書の日付はReadyforから名古屋大学に入金がある2019年11月の日付になります。)
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります

・特別シンポジウム速記録

申込数
70
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月
1 ~ 1/ 17

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