支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 69人
- 募集終了日
- 2018年9月18日
大木惇夫と浪江町
今回のコンサートでは、作詞家・大木惇夫と浪江町の歴史的な縁を後世に伝えることも目的のひとつとしています。
ここでは、もう少し詳しく、その縁についてご紹介したいと思います。
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太平洋戦争の1年前に遡る。東京に住む大木が、体調不良の身に東京大空襲は堪えられず、1944年12月、知人との縁で浪江駅前の白木屋旅館に疎開することからすべては始まる。
翌年にはさらに大堀村に移り、阿武隈の山並みを遥かにのぞみ、瀬をはやむ高瀬川を真近の眺めながら過ごした1年半が、「土の歌」を着想させる。
大木の故郷・広島への原爆投下もここ浪江町で知り、第3楽章「死の灰」が生まれる。
そして1951年、ゆかりの地大堀村神鳴(かんなり)を流れる高瀬川河畔に、大堀住民の松本哲夫氏の発起により詩碑「高瀬川哀吟」(『山の消息』)が建立され、憩いの場として多くの町民が訪れてきた。
しかし、2011年3月11日の東日本大震災、東電原発事故以降、期間困難区域として今も立ち入ることができない。それだけに、全7楽章の合唱カンタータ「土の歌」は、反戦・平和も象徴として今も多くの人々に歌い継がれる。
この歌を大木惇夫の霊性を与えた地、浪江町から発信する意義は限りなく大きいだろう。
『忘れられた詩人の伝記 父・大木惇夫の軌跡』(宮田毬栄著・中央公論社)参照 (コンサートチラシ裏面掲載)
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大木惇夫の次女である宮田毬栄さんも著書の中で、父と浪江町の関係について述べており、今回のコンサートについてもご賛同いただいています。
大木惇夫が浪江で感じた自然の美しさや大地の尊さ、そして戦争に対する哀しみと平和への想い。
「土の歌」には、そんな想いが込められています。
時を経て、大木惇夫が込めた想いを歌に乗せ、縁の地・浪江から高らかに響かせていきたいと思います。
リターン
3,000円
【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】サンクスメール
●サンクスメール
応援、ありがとうございます。感謝の気持ちを込めて、リターンをお送りします。
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
5,000円
【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット
●サンクスメール
●指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット
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- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円
【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット・公演DVD
●サンクスメール
●指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット
●当日の様子をおさめた公演DVD
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- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
50,000円
【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット・公演DVD
●サンクスメール
●指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット
●当日の様子をおさめた公演DVD
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- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月