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2023年03月31日 17:00

メガネで見る字幕ガイド

皆さん、こんにちは!

岩尾です。

 

さて、本日は、娘と映画を観に行ってきました!

 

ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)

 

内容は言いませんのご安心を(^^ゞ

 

では何を言いたいかと言いますと・・・

 

これです!!

 

 

字幕メガネです!

内側はこうです↓

 

そして、このマイクで音を拾うようです↓

 

 

ただし、音を拾うと言っても、音声文字変換ではないです!

すでにプログラミングされてますね。

 

というのが、キャラクターが喋る前から字幕はバッと出てました。

あのマイクで音を感知して、出すタイミングをはかってるのかな?

マイクはふさがないでくださいって言われたんですよね。

 

あ!

ふさいでみればよかった・・・(笑)

 

これ、子ども用はありません。

なので、娘も大人用です。

そして、僕も借りてつけてみました。

 

 

こんな感じで字幕が出てきます。

ドラえもんだからかもしれませんけど、振り仮名もついてました。

 

これ、画像に白文字を入れると見えにくいけど、

実際のメガネでは、字の見えにくさはなかったですね。

白に輪郭は黒だったかな?

 

そういえば、焦点の合うところがあるみたいでそこが合ってないと歪んだ感じにはなります。

 

そして、これが重い(笑)

大人の僕がかけても、すぐズレます。

ズレるともちろん見にくくなります。

 

こりゃ子どもには使えないなとは思って、娘には、

「いらんかったら、はずしていいからね」

とは言いました。

 

娘は、すぐに外しましたが・・・

 

しばらくすると、

「あれ、かして」

と言ってきました。

 

そのうち、疲れたら頭にかけて休んで、また付けるという感じで、最後の方はずっとつけてました。

ただ、ずれるので、手で持ってましたね。

 

最後のエンディングの歌の歌詞も出てました!

少し歌が口に出てしまった娘です(笑)

字幕があったから歌いたくなったのかな(笑)

一瞬でしたけどね。

 

 

そして、感想を聞きました。

 

実は、娘は映画は何回か見たことはありますが、大体、ストーリーはよく理解できてないことがほとんどでした。

 

前回、プリキュアを観に行ったときは、カミさんと一緒に行ったんですけど、内容が難しかったと言ってました。

まあ、映画って、小さい頃はなかなか内容を理解するのは難しいですよね。

 

今回のドラえもんは、比較的わかりやすいストーリーで、49歳情熱おじさん、ドラえもんで不覚にも泣きそうになり(笑)、必死に涙をこらえていました(笑)

 

娘の感想。

 

いつもはですね、「面白かった」とか、キャラクターの変な恰好が面白かったとか、そんなことぐらいなんですよ。

 

でも今回は!

 

「感動した!」

 

と言ったんです。

 

そして、まさにそこよ!というポイントを話しました!

 

「お父さんも、そこ感動したんよ!

それから、その前のあそこな。あそこも良かったやろ?、あれ感動したわ~」

 

という会話ができました!

 

そして、こんなことを言いました。

 

「あのメガネがなかったら感動できんかった」

と。

 

ちなみに、ロジャー(ワイヤレスマイク)も使いました。

つけてた方が聞こえるということでロジャーもつけてたんですけど、映画って、背景の音もありますよね?

音楽が入ることもあるし、戦いの時なんて、効果音が入りまくるわけですよね。

 

娘曰く、

「わーわーわーわーみたいな感じ」

 

今までの映画、ちょっと難しかったのもあるかもしれませんけど、やっぱり、言葉として聞こえてなかったのも大きいなと思いました。

 

大人でもずれてきて重くて使いにくい字幕メガネでしたが(批判してるわけではないです!)、娘にとっては、それでも、あった方がいい大切なツールでした。

 

聞こえる僕からすると、「すぐズレる!こりゃ使えない!」と、勝手なことを思ってたんですけど、聞こえない娘にとっては本当に有難いもので、浅はかな自分を猛省しました。

 

こういうテクノロジーに関しては僕は何もできないので、作ってくれる方々に本当に感謝です。

 

ただ、スクリーンに字幕を入れてくれるのがやっぱり一番なんですけどね(笑)

 

この字幕メガネ、貸出してくれる映画館は限られています。

こちらが貸し出しOKの映画館です↓

https://www.bfeiga.net/

 

使える映画館、使えない映画館に分かれるわけではなく、映画によって、使える映画館もまちまちです。

自分の観たい映画で調べてみてください。

 

しかし、文字保障は、本当に重要だと身に染みて思いました。

学校での動画授業なども、少しぐらいしょうがないかではないですね。

子どものためにも、しっかり文字などの情報保障をつけて学べるように、親がしっかりと学校と協力体制つくっていかなければですね。

 

 

さて、今年度も今日で最後。

かけはしも、会計年度末です。

 

かけはしサポーターのみなさまのおかげで、第3期に入ることができます。

本当にありがとうございます!

 

依然厳しい状況は変わりませんが、それにも増して、必ず聞こえの共生を自然な形にしなければ、いや、絶対にしたい!という想いは強く強く増しています。

 

次年度も、コツコツと進んでいきますので、変わらず応援をよろしくお願いします!

 

いつもありがとうございます!

 

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