ガンコ山は秋の恵のシーズンに入りました。今は棚田のオコメの収穫をしています。天日干ししてから脱穀なので、新米になるのは11月かな。ガンコ山の方では、この時期、何といっても心も舌もウキウキさせてくれるのは栗だ。竹の棒でつつけば落ちてくるのもあるけれど、そういうことをしないでぱっくり開いた栗が、口をあんぐりあけて落ちてくるのをまって、イガからコロコロと飛び出た栗を拾う楽しみこそ、本当にツリーライフの楽しみだ。人間だけではないタヌキとかアナグマとか動物達も今か今かと栗が落ちるのを待っている。目覚めると毎日彼らよりも早く獲ろうとマスターたちは真っ先に拾い場に行くんだ。栗にとってはいい迷惑だ。でも、マスターはちゃんと幾つかは拾った栗を植えて育ててあげるんだ。動物も貯食性のものは食べ忘れもあって発芽のチャンスをもらえる。そうやって山の循環社会は、〔いのち〕のやり取りの中で成り立っているんだ。ガンコ山は木をテーマにしたナチュラルライフの発信基地、ツリーライフとも言っている。それは自らも森の生命の中の一つに入ることで喜びを感じるライフスタイルだよ。

 

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