このたびは、本当にたくさんの方々からご支援をいただき、ありがとうございました。開始から、わずか4日で1,000人以上のご支援があり、一次目標であった1,500万円を、こんなに早く集めることができました。応援いただきました皆さまには、感謝してもしきれないほどです。ありがとうございます。

 

正直、これほどまでにご支援をいただけることは予想しておりませんでした。逆に、All or nothing 型式ということでしたので、万が一、目標に達しない時にどうしたらよいだろうということばかり考えておりました。

 

このプロジェクトにお寄せいただいた、たくさんの思いにお答えすべく、責任の重さを痛感しております。皆さんの、小児がん医療に対する期待の大きさを実感しました。全国の小児がん医療のインフラ整備も含めまして、私たちは、常に患者さんの方向を向いて、小児がん診療をもっと頑張らなくてはと考えております。今一度襟を正し、新たな気持ちで取り組みたいと思います。

 

「無菌室」という設備は、免疫力が低下した状態にある子どもたちを感染症から守ることができる部屋です。そして今、無菌室を必要としているのは、小児がんの子どもだけではありません。免疫が十分でない免疫不全の患者さんや、ある種の酵素を作れない一部の代謝疾患の患者さん、血液をつくることのできない再生不良性貧血をはじめとする骨髄不全症の患者さんなどが、造血細胞移植の対象になります。昨年は、無菌室のベッド2床に対して、30人の子どもが無菌室を必要としていました。

 

ひとつの無菌室空間をつくるためには、およそ2,500万円〜5,000万円程度の費用が掛かります。現時点で想定しております新設の無菌室数は2床ですが、しかし現在使っております別の2床の無菌室の老朽化も課題となっております。「小児がん拠点病院・中央機関」として全国から集まる難病の子どもたちを診てきたこの病院から、不足する無菌室のベッドを増やし、療養生活を包み込めるような場所を作っていきたいと思います。

 

新たにつくる無菌室のイメージとしては、特別な環境ではなく、“無菌室である”という圧迫感を感じないような素敵な無菌室を作りたいと思います。なかなか難しいことなのかもしれませんが、少しでも癒しのある空間をつくりたいと考えております。本来は、入院病棟全体が空調設備によってきれいな環境であることが望まれるのですが、それは次のステップなのかも知れません。

 

より良い小児がん医療のために、できる限りの願いを叶えたいと考えて今回のプロジェクトを立ち上げました。今回のクラウドファンディングにおける目標額の1,500万円はあくまで第一ステップであり、新設分と既存の無菌室のリニューアルも含めた目標寄付総額は1億円となります。

 

したがって、このクラウドファンディングについてもネクストゴールの考案と引き続きの情報発信に努めたいと考えております。

 

これまでご支援いただききました皆様に、心より御礼を申し上げます。皆さんのご意志に、感謝しきれないほど、感謝しております。改めて感謝申し上げます。

 

今後とも、小児がん医療にご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

国立成育医療研究センター 小児がんセンター長

松本 公一  拝

 

無菌室をつくろう

クラウドファンディグでのプロジェクト期間は終了いたしましたが、まだまだご理解・ご支援の輪の広がりを感じております。そして、一人でも多くの方々の願いのとどく企画にできればと思っております。 小児がんと戦うみんなの願いである「無菌室」の新設に、引き続き力をお貸しください。

▼お申し込みはこちら ※今年度中、もしくは資金調達の目途が立ち次第、募集は終了致します

 

今後とも、国立成育医療研究センターを何卒よろしくお願いいたします。

 

○こんな記事も読まれています

  •  
新着情報一覧へ