がんに罹患すると、がんそのものやがん治療によっても、さまざまな身体的・心理的な障害を受ける可能性があります。がんのリハビリテーションは、がんと診断されたときより、障害の予防や緩和、あるいは能力の回復や維持を目的に症状や障害に合わせて、その領域に精通した専門の療法士によって適切な練習や助言が行われます。

リハビリテーションには、理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3つの療法があります。理学療法では、起き上がりや座る動作、歩行などの身体活動能力の回復や向上のための練習や助言などを行います。作業療法では、食事や着替えなどの日常生活動作能力の回復や向上のための練習及び福祉用具の紹介などを行います。言語療法では、コミュニケーションや食べ物を飲み込む能力の回復や向上のための練習や助言を行います。

8階患者サポート研究開発センターでは手術前のリハビリテーションを行っています。手術後の肺合併症(肺炎など)を予防し、スムーズな手術後の機能回復を図る目的で手術前より練習を開始します。呼吸状態や運動機能を評価し、腹式呼吸練習や喀痰方法、頸部・肩甲帯のストレッチング、筋力及び持久力改善のための運動方法を個々の状態に合わせて紹介しています。

 

呼吸筋のセルフストレッチングを指導する理学療法士

 

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