私たちの生徒（その１）

こんにちは、Aldeas de Pazの道下です。

今回は私たちの生徒の一人であるシャデリについて紹介します。

（写真右の子どもがシャデリです）

シャデリは先生や友達に挨拶をきちんとし、メリエンダ（日本でいうところの給食に相当するものです）を分け合うとても優しい子どもです。

しかしながら生まれ持ったその障害ゆえに、なかなか物事を覚えることができません。

これまで教育を受けたことがなかったこともあり、この学校に通うまで彼女は通常の会話だけでなく、言葉を使って何かを示すということができませんでした。

そんな彼女ですが、歌や踊り、あるいはお気に入りのおもちゃがあるととても喜び、非常に活発になります。

フェリシタ先生（下記写真右）はそんな彼女の性格を考え、彼女が興味を示しているものについてはしっかり教えるように努めました。

（シャデリとフェリシタ先生との授業）

その甲斐があってか、学校に通い始めて2か月経った頃から少しずつ好きなもののや色の名前を覚え、先生へ嬉しそうに伝えてくれるようになりました。

今後彼女は私たちの授業を通してどんな言葉を覚え、何を私たちに語りかけてくれ

のでしょうか。私たちはとても楽しみにしています。