プロジェクト概要

学校に通えない知的障害を抱えたこどもたちに、学校の楽しさを知ってもらいたいinドミニカ共和国

 

Aldeas de Pazの道下環久(みちした わく)と申します。自分や社会に有意義なことをしたいと思い、ドミニカ共和国にて活動をする同団体の活動に参加しました。

 

私たちは現地の教師経験者2名と共に、Mama Elbaという知的障害を抱えた子ども向けの学校を今年(2015年)の6月に始めました。現在ドミニカ共和国サマナ県内の公共施設にて1日3時間週3回、地域の子どもたちへの授業を行っています。
 

 

しかし現在、机や椅子、ノートやペン等が不足している状況です
子どもたちの学習環境整備のため、皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか

 

現在一部の子どもたちは体に合わない大きな机と椅子で勉強せざるを得ない状況にあります。私共が所有している机や椅子はいわば大人向けのもので、小さい子どもたちは足がつかない、目と手元の距離が近くなってしまう、などの問題を抱えています。

 

 

 

さらに、この学校に来る子どもたちの家庭のうち一部は貧しい経済状態にあります。そのため当学校の授業も通常の学校と同じく無料で提供させて頂いています。そのような家庭の子どもたちがドロップアウトするのを少しでも防ぐために、ノートやペンも学校で用意したいと考えています。

 

なぜこの学校を始めたのか?


ドミニカ共和国には知的障害を抱えた子ども向けの教育を行っている学校が少ないという現状があります。実際、私共の団体が拠点としているサマナ県にもそのような教育施設はなく、さらに医師による診断を受けるだけでも車で30分以上かかる隣町まで行く必要があります。
しかしながらこのような地域にも、生まれ持った障害故に「学習進度についていけない」「周りに順応できない」といった理由で通常の小学校に通うことができず、教育を受けられない状態の子どもたちがたくさんいます。さらにこの地域においては障害に対する理解があまり浸透しておらず、これらの子どもたちは単に教育を受けることができないというだけではなく、家の外に出る機会も通常の子どもたちに比べ制限されてしまっています。

 

(右の子どもは言語に障害を持っていますが、身振り手振りで自分の言いたいことを一生懸命伝えようとしています。)
 
教師でありかつこの学校の代表でもあるフェリシタ先生はこのような現状を変えたいと考えていました。私共は彼女の熱意に応えるべく、私共のできる範囲で「サマナの子どもみんなに教育を」ということを大きな目標に学校の設立をバックアップさせて頂きました。現在の生徒数は12名と少数ではありますが、地域の需要はもちろんこの程度で収まることはありません。子どもたちへ確実に教育を与えるため、たくさんご応募やお話を頂きながらもお断りをしなくてはいけない現状があります。
 
私共の団体が授業を行うにあたり、現地役所の方から公共施設を使わせて頂けることになりました。しかしこの施設は数年放置されていたため、窓ガラスの一部が割れていたり、トイレが全て使えなくなってしまっていたりと、学習の場とはとても言えないような状態でした。

そのため私どもの活動資金を用いて改修を行い、現在この施設で子どもたちに教育の場を提供することができています。しかしながら私共の活動資金の大半をこの整備のために費やさなくてはいけなかったため、前述のようなノートやペン、机や椅子といった用具を整備することができない状況にあります。
 

子どもたちが楽しく学べるような環境づくりを

 

私たちは子どもたちが学んだことをよりよく習得できるように、毎月一つのテーマを決め、着実に吸収できるよう繰り返し教えることを心がけています。例えば直近の7月は「体の各名称を覚える」ということを目標に掲げ、体に関わる歌を通じ、また福笑いのような輪郭だけ描かれた顔と切り取られた顔のパーツを用い、子どもたちへ体の部位がどこかということを繰り返し教えました。このように単に黒板に向かって物事を教えるだけでなく、なんらかの遊びを交えたりして子どもたちが楽しく学べるような環境づくりを心掛けています。

 

(アニー先生(中央)と子どもたち。寄付して下さったおもちゃを元に子どもたちがどのような点に関心があるのか書き留め、先生同士で共有しています)

 

 

教育によって子どもたちに可能性を!

 

この学校は、子どもたちが自身の能力や可能性を気づき、それを将来社会的に活かしていけるようなクラスを提供していきたいと考えています。この学校を始めてまだ2か月ですが、徐々に子どもたちの変化が見えてきています。例えばアリシアという5歳の女の子ですが、学校に通い始めた当初はあまりしゃべることができず、非常におとなしい子どもでした。しかしながら学校に通い始めて2か月、彼女は覚えた新しい言葉を嬉しそうに先生たちへ話したり、周りの子どもたちとも活発に関わることができるようになりました。

 

 

このことは彼女自身の可能性を広げただけでなく、彼女の母親を喜ばせる結果をももたらしました。元々アリシアは家庭の中でもおとなしく過ごしていましたため、彼女が明るくなったことにより自分の子どもが育っているという充実感を感じたと私たちへお話いただけました。私たちは教育によるこのような良い変化をアリシアだけではなく、その他の子どもたちにも広げたいと考えています。

 

このアリシアのように、私たちの学校を通じて子どもたちへ良い変化を与えていくこと、それこそが私たちの目指すことです。
1人でも多くのドミニカの知的障害を抱えた子どもたちに学びの環境を提供できるよう、皆様のご支援よろしくお願いいたします。

 

【引換券について】

サンクスレター

 

現地ビールPresidenteの詰め合わせ

ドミニカ共和国産コーヒー豆の詰め合わせ

ドミニカ共和国産葉巻の詰め合わせ

 

子どもたち全員で作成した絵


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