夏期派遣活動を終えて

こんにちは。今まで新着情報の更新をせず、申し訳ございませんでした。

これまでご支援・応援していただき誠にありがとうございます。
終了まで残り1ヶ月をきりましたが、達成に向けて全力を尽くしていきますので、応援よろしくお願いいたします!

当団体、Project架け橋は8月26日〜9月22日の期間で4回に分けて気仙沼・南三陸町・釜石市にて夏期ボランティア派遣活動を行いました。
今回も東北のあたたかさを感じつつ、多くの方々の支えのもと運営スタッフ16名+参加者89人と共に無事に活動を終えることができました。

以下は一人の参加者の活動終了後の感想です。

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私が東北でこの活動をする中で得たことは大きく2つあります。

まずは内からの視点です。
九州からでも震災を知る手段はありますが、実際に東北に行くことで被災地からでしか見えない被災地を見ることができました。それは目に見える景色だけでなく、自分の耳で聞いた震災の体験や報道では聞くことのなかった問題、そして多くは心で感じたことです。

次に多くの人からの刺激を得ました。
一緒に活動するスタッフや参加者。
自分よりも東北を知っているスタッフからの意見や、初めて東北を訪れた参加者さんからの意見。自分の持っていない見解に触れ、考えを深めることができました。
そして地元の人からの刺激。活動をする中で震災の話を聞く機会が多くあり、例えば震災遺構について考え直したり、自分の未来についても考えたりしました。
自分にはできない考え方を知ることができたのは地元の方との出会いがあってこそです。
これは失礼になるかもしれませんが、活動中私はボランティアをしているという意識があまりありませんでした。ただ"またこの人に会いたい"と自分が思えて、その相手も私に会いたいと思ってくれるようなつながりが欲しいと感じていました。
それは"誰かの"役に立つために動くよりも、顔の見える"この人の"役に立つために動くことがしたかったからだと思います。
ボランティアは人とつながりを持つ一種の手段なのではないかと私は考えます。
そして、見返りに感情を求めるものかもしれないと感じました。ありがとうという言葉や笑顔のためだけに動けるのがボランティアなのではないかと思います。
ボランティアとは何か?復興とは何か?
向き合えたのは、地元の方との出会いがあったことで多くの視点を得られたからです。

これから私に出来る復興支援とは何なのか。
以前の私ならば地元での募金活動であるとか、震災を忘れないことや伝えていくことであると答えていました。これも間違いではないと思います。
しかしこの活動の中で私が思えたのは、"できた点を線にしていくこと"です。
私から友達へ、家族へ、先輩や後輩へ。
仲良くなれた東北の方からその周りの方へ。
知識から理解へ、実行へ。

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東北でお世話になった方へ九州で恩返しがしたい。感謝の気持ちを伝えたい。

活動で感じたことは個々で異なりますが、スタッフと参加者共に東北で様々なことを感じ、学び、一人一人にとって非常に実のある活動となりました。
これからも東北と向き合い、東北の力となれるような活動を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

新着情報の更新も今後よりこまめにしていきたいと思います!
これからもご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

写真で活動の概要をご紹介いたします。

一週間を1タームとして活動しました。東北に来た初日は現地視察で被災した場所や建物を見てまわりました。写真は陸前高田市を視察した際の写真です。

少し分かりにくいですが、ビル最上階よりも高い位置(赤いライン)まで津波がきていますが、ここから海まで300mあります。

 

現在、解体作業が行われている第十八共徳丸も視察しました。

解体日が私たちの活動日程内にあったこともあり、共徳丸の最後までを見ることが出来ました。

 

初日の午前中は語り部さんにご依頼して、震災当時の話を聞かせていただきました。

現地では、地元の方に正直な深い震災の話聞ける機会は少ないですが、これから活動するボランティアさんにとっては他の現地の方と話す心の準備のできる良い活動でした。

 

活動の様子です。岩手県釜石市にて、「釜石漁師みんなの家」という地域のコミュニティスペース建設のお手伝いをしました。

前半に来たボランティアさんが杉の皮むきをします。

 

その剥いた皮を次に来たボランティアさんが屋根に葺きます。

この作業を通して現地の方や有名な建築家の方々と親交を深めることが出来ました。

 

他にも地域のイベントのお手伝いをする活動も行いました。

 

仮設復興商店街紫市場での伝統的なカボチャ祭りのお手伝いを昨年に引き続きお手伝いしました。

事前の草刈りから会場設営、当日のお手伝い、片付けまで1ヶ月に渡り携われていただきました。

 

活動の合間には、特産のおいしい海鮮をいただきました。

東北での活動では悲しみの感情だけではありません。東北の食材の美味しさや人の温かさも感じて帰っていただくことのできるようなボランティア活動を提供しています。

 

一日の活動の終了時には、みんなでミーティングを行い、活動の振り返り・気持ちのシェアをしました。

自分の気持ちを言葉にし、友達からの意見を聞き、活動の先輩から色んな考え方を得ることの出来る良い活動です。

 

 

支援とはなにか。

もちろん一番大切なのは現地の方のニーズです。

しかしながら、参加者であるボランティアさんが東北を、東北の方々を好きになるような活動を提供できるか、また東北に来たいと思うか、も大切な支援です。

その気持ちが長期的な復興支援につながると考え、今後も活動していきます。

 

今回の派遣を終えて、15大学から170名のボランティアさん、延べ活動人数(各人の活動日の合計)1447人の実績を積ませて頂きました。

現地の方から本当に多くのものや激励の言葉を頂き、 中にはカツオ1本まで頂いております。
本当に団体としても個人としても東北の方に育てられ、そして、愛されているなと感じます。
それは、ボランティア参加者のみんな、全国で支えて下さっている皆様のおかげです。
東北の皆様、ボランティアのみんな、福岡の皆様には本当に感謝しても感謝しきれないなと思う反面、これからも現地のニーズと参加者の良い経験を第一に考え、出来る活動を精一杯して、お返しするしかないなと思っています。

 

今回のreadyfor?での挑戦は、はそういったお返しのできる機会の一つです。

 

ぜひ皆様と共に成功させたいです。ご協力のほど宜しくお願いいたします!!

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