新潟から世界へ、りゅーとぴあ専属舞踊団Noism20周年へ向けて

Noism Company Niigata 20周年記念公演初日まで、あと7日に迫りました。

金森穣最新作『Amomentof』世界初演までもうすぐです。Noism0、Noism1、Noism2総勢25名が出演いたします。

稽古場で、舞踊家たちがバーに掴まって稽古をしている。するとある刹那、1人の女性舞踊家が自らの指先に、過ぎた日々の断片を見る。それは20年という歳月に、彼女が乗り越えてきた苦悩であり、分かち合ってきた喜びであり、受け入れ、その身に刻んできた舞踊への愛である。（金森穣 演出ノート）

この20年、金森と苦楽を共にした井関佐和子という舞踊家を中心に描かれる『Amomentof』。

本日、マスコミ等を対象に公開リハーサルが実施されました。

マーラーの情感あふれる曲は潮の満ち引きを感じさせ、観るものの感情を大きく揺さぶります。それは舞踊家にとっても同じこと。井関はこの作品を踊り終えると「ありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいになると。ふだんはこんな気持ちになることはないのですが…。と今日の取材に答えていました。

金森もこの作品を観ずして、Noismの20年を語らないでほしい。そう思える作品ができつつある。と手応えを語っていました。

舞踊家たちの生き様を観に、どうぞ劇場へお越しください。

Noism Company Niigataの「今」をどうぞご覧ください。