20周年は最初の一歩
「新潟から世界へ、りゅーとぴあ専属舞踊団Noism20周年へ向けて」
クラウドファンディングへご協力いただき、誠にありがとうございました。
私たちの「劇場文化」の未来をつないでいくための挑戦を多くの方々にご共感いただけましたこと、心より御礼申し上げます。
おかげさまでNoism Company Niigata 20周年記念公演「Amomentof」新潟・埼玉公演は下記のとおり無事終了いたしました。
2024年6月28日(金)~30日(日) りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館<劇場> 3公演
2024年7月26日(金)~28日(日) 彩の国さいたま芸術劇場<大ホール> 3公演
Noism20周年記念作品としてマーラーの交響曲第3番 第6楽章を使用した『Amomentof』。Noismの20年の歩み、舞踊家・井関佐和子の20年の苦悩、喜び、舞踊への愛が描かれ、20年間Noismを見続けてきたものとして、胸がいっぱいになりました。
この20年は一瞬であったという金森と井関。稽古に費やした日々を思えば実演とは一瞬であるという舞踊家たち。その一瞬の輝きを見逃したくないという思いで、この20年間Noismを見続けてきました。永遠に心の中にしまっておきたい作品が数多くありました。この『Amomentof』もその一つです。

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休憩後、上演された『セレネ、あるいは黄昏の歌』は、「人間とは何か」Noismの、そして金森穣にとっての永遠のテーマ。おそらくご覧になった方によって見方や感じ方も異なったのではないかと思います。人間とは美しく、残酷で、優しく、臆病で・・・。わかりあえたと思っていてもやっぱりわかりあえない。そしてまた、ここから勇気を出して一歩踏み出さなければと思いを新たにしました。
ご支援いただいたみなさま、ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。


【収支報告】
みなさまからご支援いただいた資金は、20周年記念事業広報費として、下記のとおり全額使用させていただきました。
ご支援額:4,175,000円
■20周年記念公演広報の充実
A3両面カラーチラシ、ポスター、20周年記念公演記者会見(オンライン経費含む)、首都圏SNS広告 ほか
■20周年記念事業誌の制作
制作費の一部に使用させていただきました。9月上旬発刊。12月のNoism0 / Noism1「円環」金森穣 / 近藤良平 トリプル・ビル等で販売いたします。
--さらに先を見据えて--
20周年記念公演は終了いたしましたが、本年度を20周年記念イヤーとして冬には彩の国さいたま芸術劇場・芸術監督でもある近藤良平さんが19年ぶりにNoism1に振付いたします。
▼公演情報はこちら
ぜひ、新たな一歩を踏み出すNoismをご覧いただきたく、ご来場お待ち申し上げています。チケットの一般発売は9月21日(土)です。
これからも、「劇場専属舞踊団」として、その環境を以ってこそできる上質な舞踊をみなさまにお届けしていきます。
今後ともNoism Company Niigataをどうぞよろしくお願いします!