プロジェクトは、成立しました。皆様のご支援に感謝申し上げます
プロジェクト終了報告
絶版の危機にある『鈴せんせい』を再生し、未来の子ども達へ届けたい!
4月18日にスタートしてから44日間多くの皆様から温かいご支援や励ましの言葉をいただき、お陰様でプロジェクトは成立いたしました。最初の目標金額320万円が達成するまでわずか11日間、そしてネクストゴール400万円を超える支援金が集まりました。
二回目のクラウドファンディングではありましたが、300万円を超える目標額に対して、All-or-Nothing方式で挑戦することは記念館職員も大きな不安がありました。
44日間の期間中は様々な人との出会いがあり、励ましの言葉もたくさんいただきました。34年前に「鈴せんせい」の発刊に尽力いただいた旧青年会議所のOB、現青年会議所の皆様、そして、市内のライオンズクラブやロータリークラブの皆様には、貴重な例会の時間を割いて本クラファンの説明の時間をいただきましたことに感謝を申しあげます。
記念館ご来館の際に本クラファンを知っていただきご支援いただいた方もございました。
日頃から記念館をご利用されている皆様、第一期クラファンから引き続き第二期も支援いただいた方、本クラファンをWEBページで知り支援いただいた方、他の知り合いを紹介していただいた方 等、
また、マスメディアの皆様にも取材や掲載、放送などきめ細かく行っていただきました。
改めて、「鈴せんせい」を未来へ届ける架け橋になっていただいた皆様に心より感謝を申しあげます。ありがとうございました。
すでに皆様から「よかったね」「鈴せんせいを早く読みたい!」
図書室司書さんからも「学校の図書室で子どもたちに紹介したい」など声が届いています。
間もなく、「鈴せんせい」が子どもたちをはじめ多くの人の手元に届きます。
記念館にとっても、今回のクラウドファンディングは本の復刻という目的のほかにも多くの成果を得ることができました。
- クラファンの説明や広報を通して「鈴せんせい」の本の存在とその誕生が認知され、「鈴せんせい」の価値が再認識された。
- クラファンのご案内を通じ松阪市内の企業とつながりが持てた。
- 寄付をさせていただくことで記念館の社会的貢献度が高まる。
- 市民の皆様に「宣長さん」がより身近に感じていただけた。
- 端原の城下町について注目度が高まった。 等
現在、印刷冊数の増刷と寄贈先の範囲の拡大、今後の広報活動の充実のための機材補充、リターン品の作成等を業者と打ち合わせを始めています。
プロジェクトが成立し皆様からご支援いただいた資金は、全額を事業目的のために使わせていただきます。リターン品作成状況や収支報告は、後日新着情報でお知らせいたします。
また、記念館の事業等につきましても新着情報で、「回覧版」として発信していきますので、引き続きご覧いただきますようお願い申し上げます。
令和5年6月1日
本居宣長記念館 館長 東 博武
プロジェクト終了報告 ~ご支援に感謝申し上げます~
「鈴せんせい」の魅力を未来へ届けたい!
そんな想いでスタートしたクラウドファンディングですが、皆様のご支援のおかげで願いがかないました。令和5年4月18日に開始して最終5月31日までに、117人の方から、総額416万5千円のご支援をいただきました。皆様の多くのご支援により、当初の計画では「鈴せんせい」2000冊の再版という目標から3000冊に増刷することができました。併せて、TIFFファイルにデータ化を行うことで、デジタルデータとして、長期に渡り劣化することなく、今後印刷することが可能となりました。
本居宣長が19歳の時に描いた空想都市図『端原氏城下絵図』は、一期分譲により令和3年に完成した55区画の町並みに、二期分譲で新たに83区画に名が刻まれ、合計138区画となりたいへん賑やかな町並みとなりました。
皆様のご支援に対しまして心より感謝申し上げます。
【クラウドファンディング事業経過】
◎プロジェクト期間 令和5年4月18日~令和5年5月31日
①令和5年4月18日 クラウドファンディング事業開始
②令和5年4月28日 目標達成、ネクストゴール設定(400万円、3000冊増刷)
③令和5年5月28日 ネクストゴール達成
④令和5年5月31日 プロジェクト終了 目標金額の130%達成
⑤令和5年6月 9日 「鈴せんせい」印刷発注
⑥令和5年8月 8日 松阪市教育委員会に「鈴せんせい」贈呈(930冊)
各関係機関に、約150施設、約1300冊を贈呈
⑦令和5年8月29日 リターン品発送終了
⑧令和5年9月12日 成果発表会を開催し、関係機関に報告
【収支報告】
◎収入の部
①支援金 4,165,000円(117件)
②自己資金 4,364円
合 計 4,169,364円
◎支出の部
①リターン品等 小計3,165,258円
・印刷製本費 2,299,650円(鈴せんせい、その他印刷費)
・通信運搬費 35,538円(送料)
・消耗品費 107,770円(送付用ダンボール、図書保存用乾燥剤)
・手数料 692,300円(鈴せんせいデータ化作成費、各種デザイン料)
・報償費 30,000円(筆耕料)
②購入品 小計 214,978円
・什器備品費 113.400円(デジタルカメラ)
・消耗品什器備品費 101,578円(付属品)
③諸経費 小計 789,128円
・支払手数料 778,855円(READYFOR支払手数料)
・通信運搬費 5,814円(チラシ郵送料)
・印刷製本費 4,459円(チラシ印刷費)
合計 4,169,364円
皆さまからご支援頂いた資金は、全額本プロジェクト事業に使用させて頂きました。
ご支援ありがとうございました。
令和5年9月17日
本居宣長記念館 館長 野田 幸範