現代音楽、福士則夫作品展。「1974年から現在(いま)へ」
現代音楽、福士則夫作品展。「1974年から現在(いま)へ」

支援総額

583,000

目標金額 500,000円

支援者
49人
募集終了日
2019年3月29日

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2019年03月15日 16:54

6月25日のコンサートに向けて(4)

《Kang・Chen》について 

5曲目に 演奏予定の「Kang・Chen」 については作曲家で映像作家の高橋宏治氏から少し変わった依頼を受けて書いたものです。2016年春に彼からの依頼内容はチェリスト山澤慧氏とのレクチャーを伴った作曲過程をドキュメントとして映像にしたいとのことでした。音だけでなく当然ながら顔も映し出されることに面映ゆい気持ちもありましたが、話を伺って依頼を受けた理由は2010年に実験的なチェロソロ作品「アディオス・マルソ」を書いた後、もう少しチェロと正対したものを書きたいという思いと、現代音楽演奏コンクールで難曲を次々と踏破して優勝した山澤慧さんに興味があったからです。この2月にあった「明日を担う音楽家たち」でもルトスワフスキのチェロ協奏曲を見事に演奏した一晩は心に残りました。

(初演の映像) 

 

 作曲をするにあたっては彼の明るく艶やかで伸びのある音色をエネルギーの塊にして、巨大な岩山のように積み上げてみたいと思いました。9月から始まったプロジェクトはおよそ毎月1回の話し合いと試演の繰り返しが翌年の3月まで続くことになりました。作曲の過程は必ずしも順調な流ればかりではありませんでした。自身の中で常に修正を繰り返しながらも前進する過程がいわば一本の軌道とすると、今回は演奏家が敷いている軌道もあって並行したり交差したり、引込み線に迂回したり断線したり廃線にしたりして、当初の想像をはるかに超える貴重な時間の積み重ねがありました。

正式には映像を撮影した団体「nezumi」による委嘱になりますが、スタッフの名前の母音を引用して反復リズムとして作品の中に埋め込んだのは何か理由があったはずですが、今となっては自分でもわかりません、遊びたかったのでしょうか?

 

 タイトルはインドとネパールの国境近くのヒマラヤ山脈最東端に聳え立つ世界第3位の高さ(8,586m)で18世紀半ばまでは世界最高峰と言われていたkangchenjunga から「Kang・Chen」 としました。チベット語でカン(雪山)、チェン(大きい)、ジュ(宝)、ンガ(5)という「五つの宝庫を持つ偉大な雪山」という意味でその壮大なパノラマ写真を載せておきます。

リターン

3,000


お礼のお手紙

お礼のお手紙

福士則夫本人が描いた水彩画を印刷したポストカードでお礼のメッセージをお送りいたします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

5,000


福士則夫作品展チケット

福士則夫作品展チケット

・お礼のメール
・福士則夫作品展チケット(自由席)

※チケットは当日のお渡しになります。会場の入り口に専用のブースを設けておりますので、そちらまでお越しください。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

3,000


お礼のお手紙

お礼のお手紙

福士則夫本人が描いた水彩画を印刷したポストカードでお礼のメッセージをお送りいたします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

5,000


福士則夫作品展チケット

福士則夫作品展チケット

・お礼のメール
・福士則夫作品展チケット(自由席)

※チケットは当日のお渡しになります。会場の入り口に専用のブースを設けておりますので、そちらまでお越しください。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月
1 ~ 1/ 9


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