サンブール保健センター・センター長のご紹介

病院建設を進める上で、サンブール保健センターで働いているセンター長と、お話させていただく機会がありました。

 

 

彼と現地で話して、とても「誠実」な方だなと感じた事を今でも覚えています。

この地区で、彼は長年看護師として働き、地域を支えてきました。

 

病院の老朽化に伴い、病院の新設を州政府にも打診したようですが、今まで資金の都合上実現できていませんでした。

彼とお話をさせてもらい、医療者として彼から学ぶ事の方が多かったような気がします。

Q.新しい病院が建ったら、どうされますか
新しい病院のことを村人に認知してもらって、多くの人に来てもらいたい。

Q.衛生面について
新しいトイレと良い衛生を期待します。

 

Q.多くの母親は出産後１日は待機するか
多くの母親は建物に不安を感じ、すぐに退院してしまう。待機室も小さくて、複数人が待機できない。

 

Q.なぜ、看護師になったか。一生懸命に働くか
村人の子供たちが私をみて、「私もあの人の様になりたい。」と思って欲しい。
地域の、子供たちのロールモデルになりたい。私にもできると思って欲しい。
そのために、地域のために一生懸命に頑張りたい。

Q.新しい病院ができたらもっと多くの人を救って頂けますか
心に誓います。

 

Q.何か伝えたいこと
ありがとうございます。あなたの優しさが貧困を少なくします。
あなた方に会えて本当に光栄です。
人生において忘れることはないと思います。
多くの人にこの病院でサービスを受けてもらえるようにがんばります。

以上は僕が2017年7月に現地で伺ったお話から構成しています。

サンブール保健センター新設、技術支援、現地のこういった医療者の方々、ご寄付してくださった皆様、ご協力いただいている国際NGOワールド・ビジョンの方々、色々な方のおかげで、現地のたくさんの方の健康が守れます。

その一助となれるように、引き続き僕も頑張っていきたいと思います。

あたたかいご支援を誠にありがとうございます。

 

クラウドファンディング終了まで、残り7日ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

葉田甲太