新年のご挨拶と昨年のご報告。

新年明けましておめでとうございます。

 

昨年はサンブール保健センター建設プロジェクトにご協力いただき、誠にありがとうございました。

 

皆さまから賜りましたご寄付のおかげで、2018年2月に病院が完成し、2018年8月に雨水用貯水タンクの設置が完了しました。  

 

産前産後待機室を含む8部屋を完備し、雨季の洪水対策のため、6mほどの高床式です。

 

サンブール保健センター

 

【病院建設後の効果について】

2018年10月にサンブール保健センターを再訪し、開院後の状況を伺いました。

 

まず、ヘルスセンター長から、長年の住民の希望でもあった、新しい病院を建設してくれた事に対する感謝の言葉をいただきました。


そして、病院の新設したことによる変化について報告を受けました。

 

2017年の2~7月と2018年の2~7月の半年の期間で比較すると

 

外来患者数は3903人から5209人に増加

分娩数は22人から40人と約2倍に増加

ワクチンの接種者数も約1.3倍に増加

 

とのことでした。

 

(予防接種を受けにきた赤ちゃん)
​​​​​予防接種を受けにきた赤ちゃん

 

 

 

再訪時にも、新しいヘルスセンターで大切な新しい命が生まれていました。
再訪時にも、新しいヘルスセンターで大切な新しい命が生まれていました。

 

 

設置した雨水用貯水タンク
設置した雨水用貯水タンク

 

【新生児蘇生法について】
また、日本の小児科医が協力してくださり、新生児死亡の約25%である新生児仮死に対応するため、処置に必要な機材を補充するとともに、新生児蘇生法と呼ばれる「技術」も、2018年2月の開院式の日に指導しました。

 


 

 

病院開院後に新生児仮死の状態で生まれた赤ちゃんがいましたが、この講習会で習得した技術により、的確に蘇生され、その後、病院に搬送されました。その赤ちゃんは今も元気に生きることができています。

 
 

現地の助産師と共に
現地の助産師と共に


 
 

新しい病院で、元気な双子の赤ちゃんも産まれました
新しい病院で、元気な双子の赤ちゃんも産まれました。

 

【今後について】
病院建設後に、貯水タンクの設置を支援しましたが、雨水や近くに流れる川の水を利用しているため、衛生的な水ではありません。

 

現場からの要望もあり、出産前後のお母さんが安心して使用できるように、水をきれいにするためのフィルター設置を検討しています。


また、並行して、臍帯炎(へその緒感染症)予防の指導、出産後のケアについて、建設後も医療技術支援を継続していく予定です。

 

 


まだまだ始まったばかりですが、皆様のご協力があったからこそ、新しい命が安全に生まれ、亡くなりそうだった大切な命をつなぎとめることができました。改めて感謝申し上げます。


また、今後のサンブール保健センターの状況について、ご報告させて頂きます。

 

今年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 

 

 

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