【メッセージリレーVol 2】里親様からのメッセージ 「皆でつないだ命のリレー」

 

DIYのお手伝いをしてくださったことのあるMさんから、慌てた声でお電話を頂きました。
「前の車が猫を捨てていった！ 僕は飼えないし、どうしたら良いでしょうか？」
電話口の向こうからは、にゃーにゃー！と必死に鳴く声が聞こえ、すぐに緊急事態だと分かりました。

 

 

すぐに「保護して連れてきてください！」とお願いし、

Mさんはお仕事中で、尚且つ神戸の奥の方にいらっしゃったにもかかわらず、

2時間かけてカフェまで連れて来てくださりました。

彼のお陰で小さな命が繋がったのです。

 

 

保護されたのは、サビ柄のモンちゃん(もんもん）と、ハチワレの福ちゃん（ぷくぷく）。

 

カフェに来た頃はまだ、

うじゃーうじゃーとしか歩けないほどの小さな命でした。

 

 

 

福ちゃんは元気よくミルクを飲んでくれたものの、

モンちゃんは何をしても鈍臭く、

シリンジであげてもお口からミルクがだーっとこぼれてしまい、

時間をかけてのミルクタイム。

 

3時間おきのミルクは大変でしたが、

その可愛らしさにいつもほっこり・・・

 

 

それでも子猫の成長は早く、2週間ほどで自力でトイレに行けるようになり、走り回っては「にゃんプロ」に夢中になり、疲れると2匹で寄り添うように眠る──。
そんな姿を見て、「やっぱり猫にとって友達や兄弟は必要だ」と強く感じ、

必ず2匹一緒に里親に出したい、と心に決めていました。

 

 

ちょうどその時、いつもにゃんこカフェのことを温かく見守ってくださる

「和らび」のご夫婦が「2匹一緒に迎えたい」と手を挙げてくださりました。

 

 

愛する子を見送った直後にもかかわらず、「1匹でも幸せに暮らせる子が増えてほしい」とご連絡を頂き、
そのお陰でモンちゃんと福ちゃんは、

「フクちゃん」は、「ぷくぷく」に「モンちゃん」は「もんもん」として

笑顔あふれる毎日を送ることができています。

 

 

 

里親様からメッセージを頂いたので、ご紹介させて頂きます。

 

 

2024年の真夏、16年生きた子が亡くなり、
晩夏にニャンコカフェから2匹の兄妹をもらい受けました。
亡くなった寂しさは癒えず、早すぎる…との思いもありましたが、
奥さんは「1匹でも、幸せに暮らせる子が増えて欲しい！」の信念の持ち主。
家で猫が幸せに暴れ回っていれば、前の子も喜ぶだろうと譲渡を希望しました。

前の子が一匹飼いで、おばあちゃんの状態が長かったので、
2匹の子猫は暴れ放題でびっくりしますが、楽しくて仕方ありません。

うちに来てから、もうすぐ一年。
前の子の写真に見守られながら、スクスクと過ごして行きます。

そして、にゃんこたちの幸せの為に、終わりのない活動をされている「にゃんこカフェさん」を

これからも応援をしていきたいです。

NO CAT NO LIFE!!

 

 

 

 

保護してくださったMさん、
私が不在の時にお世話を引き受けてくれたスタッフ。

そして温かく迎えてくださった「和らび」のご夫婦──

 

皆の協力があったからこそ、モンモンとぷくぷくの命のリレーが出来ました。

 

 

一匹でも多くの猫に幸せな未来を届けるためには、皆の協力が欠かせません。

どうか、これからも一緒に小さな命をつなぐリレーに加わっていただけませんか。
皆さまの温かい応援が、次の命を救う力になります。