この秋のオブンガク堂では、大人向けには、戦後70年の節目に相応しい作品として、戦時下の庶民の暮らしと心情を描いた太宰治の短編小説「12月8日」「未帰還の友に」「貨幣」を、子供向けには、明治という激動の時代を背景に、未来に向き合い懸命に生きる人間の逞しさを描いた新美南吉の長編童話「おじいさんのランプ」をそれぞれ用意しています。これらの作品は、今まさに時代の潮目にいる私たちに、多くのことを気づかせてくれます。

「時代が進み、自分のやってきたことが役に立たなくなったら、すっぱり捨てなければならない。いつまでもそれにかじりつき、昔の方がよかったと嘆いたり、世の中を恨んだり、意気地のないことをしてはならない。」

物語の最後の言葉にハッとさせられます。社会が大きく変わろうとしている今だからこそ、きちんと考え直す必要があると思うのです。私たちが本当に捨て去るべきもの、守り抜くべきもの、生み出すべきものは何なのかを。

但し、一人で悶々と考えるのではなく、ざっくばらんに皆で語り合いながら考える方が良いと思うのです。そんな時間と空間を、親子で、家族で、友達で、共有できたらどんなに素敵なことだろうと思うのです。だからこそ、今年中に何としても開催したいと思うのです。

そして、これらの作品からどんなおやつが生まれるのかもご期待ください。おじいさんのランプですから、ランプ肉を使った贅沢な、というのはもちろんウソですが。(笑)

現在、絶賛台本作成中です!作品のあらすじと作家紹介はまた後日まとめてお知らせいたします!音楽の曲目とおやつが決まるのは、このプロジェクトが成功してからですので、改めてみなさまの熱いご支援をお願いいたします!!

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