人々が交流し、輝ける場所を！真庭市落合に地域交流の拠点をつくりたい

【達成のお礼とネクストゴールについて】

2月9日よりスタートした本クラウドファンディングですが、46日目に目標金額である80万円を達成しました。

ご支援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
 
自分が真庭を離れるまでに工事を終わらせるため、クラウドファンディングの終了を待たずに工事を着工していたこともあり、クラウドファンディングが達成しなかったらどうしようかとすごく不安でしたが、皆様のおかげで無事に目標金額を達成することができました。
 
たくさんの方に支えられて、この活動に取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
 
そして、この度ネクストゴールとして100万円を目標金額として設定させていただきました。
 
ネクストゴールでいただいたご支援金については、 出入口修繕費、廊下修繕費、家具製作費  のための費用として大切に活用させていただきます。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。
 
残り日数少なくなりましたが、皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

3月27日追記
有森匠（岡山大学大学院・おチアーズ）

自己紹介

▼活動紹介

①のみ～の

夏には地元の商店街を盛り上げるために、「のみ～の」というイベントを開催しました！

コロナ禍でくすぶっていた「祭り欲」が解き放たれ、イベントは大盛況に終わりました。

②落合元気フェスタ

冬には「落合元気フェスタ」というイベントを開催しました！昨年は新しい試みとして、モルック大会を開催し、来場者参加型のイベントにチャレンジしました。

参加者の方の中には、モルックにすっかりはまってしまい、イベント終了直後から来年のイベントも楽しみだと言ってくれる方もいました。大人からご高齢の方まで、世代問わず一緒に盛り上がれるイベントは、のみ～のに続き、大成功に終わりました！  

今年の落合元気フェスタは、モルックに加え、ダンスステージを開催します！

③ウエストノーズ

おチアーズでは、こうした地域を盛り上げるためのイベントを開催するだけでなく、地域の魅力を多くの人に知ってもらうために、落合を中心に、真庭の魅力をYouTubeで発信する活動を行っています！ 

私たちは、コロナ禍で地域のお祭りが開催できなかったことをきっかけに、YouTube活動を始めました。 地域の魅力を発信しつつ、自分たちがわちゃわちゃ楽しみつつ、活動をしています！

リノベーション作業の様子も発信していこうと考えているので、ぜひチャンネル登録をしてお待ちください！ 

 ▼活動地域の紹介

ここで真庭市の紹介をさせてください！

真庭市は、岡山県の北部に位置する、人口4万人の市です。

平成17年に、当時の真庭郡勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村及び上房郡北房町の9町村が合併して誕生しました。

真庭市の落合（旧落合町）は、真庭市の中で比較的人口が多い地域です。「落合」という町名は、旭川と備中川が落ち合うことに由来します。

落合は、町の中心部から3分ほどの位置に高速道路の落合インターチェンジがあり、中国自動車道、米子自動車道、岡山自動車道からアクセスすることができるため、遠方から真庭市へ訪れる際の玄関口のような役割をしています。

真庭市は、市内の約8割が森林の自然が豊かな地域です。木材産業が盛んなまちで、ヒノキの産地として有名です。市内には多種多様な製材所があり、地域の経済と文化の中心として長年にわたり栄えてきました。

今回のプロジェクトの目的について

■有森（岡山大学修士課程2年）

私は真庭市の木材産業や人の温かさに惹かれ、2年前に大学院への進学をきっかけに真庭市に移住してきました。移住をしてきたときに自分の中で立てた目標は、自分が岡山大学と真庭市の懸け橋になるというものでした。これまでの2年間、大学がない真庭市で、大学生だからできることはなんだろうかと考えながら、研究やまちづくり活動に励んできました。

自分は4月から就職をして、真庭を離れることになります。ただ、これは自分が真庭で見つけた目標を達成するためのステップだと考えています。真庭で過ごした2年間は、私にまた真庭に戻ってきたい、その時は真庭にもっと貢献できる人になっていたいと思わせてくれる素晴らしい時間でした。

残された真庭での時間が少ない中で、今、私が考えていることは、自分は真庭に何を残せるのかということです。これまでおチアーズのメンバーとしてイベントなどのまちづくり活動に関わる中で、地域には大学生にしかできないことがたくさんあり、それは地域にすごく喜ばれる、求められているものだと感じる場面が多々ありました。

真庭に移住して来た当初、自分が立てた岡山大学と真庭市の懸け橋になるという目標を達成するために、このリノベーションプロジェクトを通して、真庭市で大学生が存分に活躍できる土台をつくりたいと考えています。

今後、大学と地域が連携を進めていく中で、その主役である大学生がリノベーションを通してより密に地域と関わるようになってほしいと思っています。そして、自分のように真庭での人との交流の中で何か今後の人生のプラスになるようなことを見つけていってほしいと願っています。

プロジェクトの展望・ビジョン

おチアーズ共同代表の想い

応援メッセージ

■株式会社タブチ社長　田渕尚洋 様

株式会社タブチ社長の田渕尚洋と申します。
 
真庭市で行われた岡山大学のワークショップでは、製材工場とリノベーション施工事例を見学してもらいました。ワークショップ最終日の学生の発表では、学生が感じた真庭の魅力や木材産業を盛り上げていくための斬新なアイデアを発表してくれました。その中には、真庭の木材を使って空き家を改修することで、真庭の木材の魅力を発信したいという発表をしてくれたグループもありました。
 
それから少しして、学生さん達が実際にリノベーションをしたいと相談に来た時は、学生さん達の行動力に驚かされました。私たちが生産した木材がまちを盛り上げることに貢献できるならという思いで、今回のプロジェクトに参加することにしました。
 
今回のリノベーションを通して、大学生には自分たちの手で木材に触れ、より深く木材の良さを感じてもらえたらと思っています。また、これを機に、真庭の木材産業と大学生が連携を深めていき、真庭の木材をより多くの人に知ってもらいたいと思っています。

■岡山大学 学術研究院　環境生命科学学域　教授　鳴海大典 先生

岡山大学には、待望の「建築教育プログラム」が2021年度に新設されました。これから第1期生が卒業研究に取り掛かろうとしています。「建築教育プログラム」は誕生して間もない組織ですので、建築に関する教育・研究環境はまだ十分とは言えません。
 
そのような状況の中で、建築を学ぶ学生が製図や模型作成だけでなく、実在する建物のリノベーションの計画から施工、管理運営まで、試行錯誤を重ねながら、ある意味気兼ねすること無く、和気あいあいとした雰囲気の中で建築のイロハを学ぶことは、何ものにも代えがたい貴重な経験になると思います。
 
このリノベーションプロジェクトが終了したらそれで終わりではなく、実践的かつ継続的な学びの拠点として、アクティブラーニングの輪を拡げていくプロジェクトに育っていくことを期待しています。

■地元の中高生より
 

リノベーションをする古民家の近所に住んでいる高校1年生です！小学校から中学校まで、落合の学校に通い、現在は隣町の高校に通っています。
 
僕たち地元の高校生は、放課後の時間の多くを友達と過ごすのですが、都会のようにカラオケやボーリングに遊びに行くということはできません。家では集中して勉強できないからカフェに行って勉強をするみたいなこともできません。帰りのバスや電車の時間まで時間が空くときは、バス停や駅で友達と話をしたり、スマホでゲームをしたりして時間をつぶしています。
 
ただ、やっぱり生まれ育った地元は好きです。
 
今回のリノベーションについて、大学生から話を聞いたとき、すごくワクワクしました。そして、僕に「この場所でどんなことがしたい？」「一緒にやろうよ」と仲間に入れてもらえたのがすごくうれしかったです。放課後、友達や地域の方、大学生と時間が過ごせる空間ができたら、僕はもっと地元が好きになると思います。
 
僕にとって、おチアーズの方々や大学生との交流は、学校では得られないとても新鮮な経験です。
 
まだ高校に入ってそんなに経っていないのに、学校では受験に向けた文理選択の希望調査があり、大学のことなんて何もわからなかった僕は、大学生に相談しました。大学生は、僕の悩みを親身になって聞いてくれ、現役大学生からのアドバイスはすごくためになりました。
 
今回のリノベーションを経て、高校生が大学生や地元の大人と交流できる機会が増えていってほしいと思っています。