プロジェクト概要

「勉強して、夢を叶えたい!」

そう願う少女らの夢を叶えるマラウィ奨学金プロジェクト。

 

はじめまして、マラウィ・ガールズ☆プロジェクト代表の小金丸依里奈と申します。私は、2013年の8月から2014年の6月までアフリカのマラウィに渡り、首都リロングウェにある孤児院で孤児や貧しい若者向けに学習・就業支援、栄養・衛生啓蒙活動、菜園づくり、生活学習環境向上のためのソーラー電力導入等のプロジェクトを行なってきました。

 

その後、READYFORを通してマラウィで出会った劣悪な環境に身をおくアビゲイルとバレンティナという少女達のための、就学支援を始めることが出来ました。そして今回その二人に加えて、さらにもう2人の少女達を犯罪や売春の道から救うために、高等教育を受けさせる第二弾プロジェクトを開始しました。

 

今回も皆様にご協力していただきたいのは、彼女たちの学費になります。どうかどうかよろしくお願い致します。

 

日本から鉛筆のプレゼントに喜ぶ孤児院の子ども達

 

少女達が暮らすマラウィってどんな国?

 

 マラウィは世界最貧国の1つに数えられる、資源の乏しい小さな国です。生き抜くには厳しい環境ですが、『アフリカのあったかハート』と呼ばれるほど、人々は温厚で人懐っこい人がたくさんいます。しかし満足な資源も産業もないため、失業率は大変高く、都市部のスラムに住む人々は、犯罪や売春に手を染めるギリギリで、また犯罪の被害にも耐えながら日々を生きています。

 

その中でも特に思春期を迎える年頃の少女達は、心ない大人達からあまりにも悲しい搾取をたくさん受けている現状があります。このような少女達に愛情と教育をたくさん受けてもらい、夢あふれるコミュニティに変えていけたら、もっともっと多くの方から『アフリカのあったかハート』と呼ばれる豊かな国になると信じています。

 

衛生実習:手洗いの仕方とばい菌の存在を初めて学びました

 

学生時代、父の仕事がきっかけでマラウィに長期滞在しました。

 

私とマラウィの出会いは、父が途上国開発援助の仕事で赴任したことがきっかけでした。学生の頃の長期休みを利用して父を訪ね、マラウィに2ヶ月間滞在し、孤児院で住み込みのボランティアをしました。その孤児たちとまた会うことを約束し、帰国後私は8年間準備をして、勤めていた会社を辞め、今度は単身でマラウィに渡りました。私が会社を辞めてまで、ここに来たのには大きな理由がありました。

 

「孤児院の子ども達に永続的に栄養を届けよう!」手の豆が潰れるまで力を合わせて頑張った“チーム菜園”

 

私が捨てたオレンジの皮を食べなければいけなかった「あの子」・・・

 

私には幼い頃から『死ぬまでに、飢えて亡くなる子どもがいない世界を創る』という願いがありました。そう思うようになったのは、南米のボリビアで過ごした幼少期がきっかけでした。ボリビアもまた貧しい国で、ストリートチルドレンが多くいます。ある日、私はオレンジの皮を車の窓から投げ捨てました。

 

すると同じ歳くらいの半裸の女の子が走ってきてその皮を大事そうに持って帰りました。周囲に理由を聞くと、食べ物を買うお金がなく家族みんなが空腹なので、その皮を分けて食べるためだそう。その瞬間、私は頭を殴られたようなショックを受けました。『私は一日だってごはんがなかったことがないのに、どうしてあの子はオレンジの皮を食べなければいけないほどおなかをすかしているのだろう』という疑問とともに、あの日から私の心の中にあの子がいるようになりました。

 

私は社会科学と国際関係論の勉強から、世界中にあの日の子どもがいることを知りました。沢山の団体が沢山のお金を使って食糧を届けていても、未だ5秒に1人が餓死していることを知りました。そしていつからか、飢えて亡くなる子どもがいない世界を創ることが私の夢になっていました。そのために出来ること、それは最貧国のマラウィで子どもたちのために活動することでした。

 

栄養学習:「エリナこれ腐ってる!?」「ううん、熟れてるんだよ」

 

現地での活動を通して実感したこと・・・自立支援に必要なことは忍耐力と大きな愛

 

マラウィで活動を始めてからは、日々新しいことの発見でした。まず、孤児の子ども達の学習支援と、スラムに住む若者のためのPCスキル教室を始めましたが、子ども達の集中力のなさと体調不良による欠席があまりにも多く、栄養状態と衛生環境の悪さを改善していく必要がありました。そこで、栄養・衛生活動を行い、体調管理の大切さとその方法を理解してもらいました。

 

その他にも彼ら自身で継続してもらうためには、持続可能な環境づくりが不可欠となり、さまざまな野菜やフルーツを収穫するための菜園づくりと、その菜園へ地下水を確保し、夜間の学習環境も向上できるソーラー電力を導入しました。※具体的な内容は新着情報で更新させて頂きます。

 

辺境の学校へのソーラー電力の導入。今でもちゃんと動いています

 

希望ある子どもたちがいるのに、

意志の弱い大人がたくさんいることも問題でした。

 

これらの活動は、エンジニアや農夫の方等マラウィの人々の協力がなければ、現実にはなりませんでしたが、同時に自分達の状況を少しずつでも建設的に良くしてゆこうという意思をも持つ現地の大人の少なさに驚かされました。

 

大量の食糧を支援してもらったが故に、自分達で生産することをやめ、支援が途絶えると同時に飢えて亡くなるケースがあることを聞いたこともあります。貧しいコミュニティの状況を改善するためには、ただ物質的な支援を続けるのではなく、生きてゆくために必要な知識を子どもや若者に伝え、大きな忍耐力と愛で励まし続けることが必要だと感じました。

 

寺子屋学習:暗い!暑い!過酷な環境で夢を叶えるために頑張るスラムの子ども達

 

コミュニティを改善していくには

子どもたちの中からロールモデルを生み出すことが大切です。

 

コミュニティの中に、ただ知識があるだけではなく、自分達の状況を改善しようという愛情深く忍耐強いロールモデルがいれば、その周りのメンバーが影響を受けて、そのコミュニティは変わっていくと思います。私は幸運にも良いロールモデルとなるポテンシャルを持つ、たくさんの少女達に運よく出会いました。しかし、彼女達は貧しさゆえに生き延びるために売春婦や犯罪者に為ってしまうかも知れないという瀬戸際にいました。

 

そこで、彼女達のうちの優秀な子から順に、高等教育を受けさせることが出来たなら、彼女達自身がまずは専門を身につけ自立し、それぞれが属しているコミュニティで次世代の若者を導く良いロールモデルとなってくれるだろうと考えました。そうするために、私は現地での活動を中断し、日本で再就職し、自分自身の生活費に加えて彼女達の教育資金を稼ぐために現在活動しています。その中の一つの活動として今回READYFORで再度プロジェクトを立ち上げることとなりました。

 

職業訓練:生まれて初めてコンピュータを触った少女達の作品、うち2名が就職

 

アフリカ・マラウィの少女達を応援する意義

 

マラウィ・ガールズ☆プロジェクトでは、2014年から、誠実で優秀であるにも関わらず、資金がないために高等教育へ進学することが困難なアフリカ・マラウィの少女達の支援をするために始まりました。(プロジェクト発足の詳細については、こちらをご覧いただけましたら幸いです⇒https://readyfor.jp/projects/malawi_scholarship

 

 プロジェクト2年目になる今年は、バイオレットと、アイリーンという二人の女の子を追加して、合計4名が大学や専門学校へ通えるように、現地の方と一緒にサポートしていきます。彼女達がそれぞれの夢を叶え、将来的にはマラウィ社会の良いロールモデルとなって貰うために、日本から高等教育を受けるための資金と継続的な励ましの声を送りたいと思います。本プロジェクトを通して、少女達の応援をする意義は、少女達の人生を大きく変えることが出来ることですが、彼女達の人生が変わることは、支援する側の人生の質が高まることでもあると思います。

 

彼女たちの紹介や夢は今後新着情報でアップさせて頂きます。

どうかご覧頂けますと嬉しいです。

 

・アビゲイル

・バレンティナ

・バイオレット

・アイリーン

 

勉強に励むアビゲイル(右)とバレンティナ(左)

 

会計士になるのが夢のバイオレット。覚えたExcelを困っているクラスメートに教える心の優しい女の子

 

マラウィの小公女セーラ,アイリーン(左)

 

マラウィ社会を支える女性リーダー誕生のために、お力をお貸しください!

 

マラウィはアフリカ諸国の中で最も貧しく、女性が生きるために売春婦や犯罪者になってしまうケースが多く見られます。しかし、本プロジェクトで紹介した少女達にもし大学・専門学校で勉強する機会を与えることが出来れば、優秀で誠実な彼女たちはきっと夢を果たし、売春婦や犯罪者になるどころか、今後のマラウィ社会に大きく貢献してくれることと思います。


また、少女達が夢を叶え、マラウィのコミュニティを少しでも良くしてくれることは、私達が人である限り、無関係ではありません。マラウィという世界の最貧国が良くなることは、私達が住む世界もまた良くなることだからです。マラウィに比べるとずっと豊かな国である日本も、かつては戦後の焼け野原が広がる国でしたが、先人達がここまで豊かな国にしてくれました。

 

そんな日本でもまだまだ社会問題は尽きませんが、やはりあらゆる面でマラウィより豊かです。私達は時折、「日本人で良かった~」と言いながら美味しいものを食べることが出来ます。しかし、マラウィの子ども達が、貧しい国々の子ども達が、今も食べるものがなくて亡くなっているという現実の中で、本当に「おいしい~~」と心の底から言えているでしょうか。

 

私はNoだと思っています。しかしある日、この世界から飢餓で亡くなる子どもが一人もいなくなったなら、日本にいる私達も心の底から美味しいものを楽しめるのではと思います。豊かさを誰に憚ることなく楽しむことができる。それが本当の豊かな暮らしだと思うのです。私達にはそれぞれできることが沢山あると思いますが、もしマラウィの貧しい少女達を励まして、マラウィ社会とそこに育つ子ども達を助けることからやってみよう、とご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、学費と寮費、交通費、教科書コピー代、試験代等、4人の教育に必要な費用として、私個人の資金ではどうしても後60万円(まずはどんなに少なくとも30万は必要です)が不足しているため、どうかご支援・ご協力をお願い致します。よろしくお願い致します。

 


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