プロジェクトの達成を受けて、新着情報でそれぞれの皆さんの思いを紹介します。まずは、ここまで一番、苦楽をともにしたといってもよい、川久保和美さんです。どうぞ。

 

 産まれてきた時から今日まで自分を育ててきてくれた『曽我の里』。秋はみかん狩り。山は黄色く色づいている。寒い朝、山でたき火をし、体を温めてから家族総出でみかんもぎをした。そしてみんな揃っての握り飯。また家族で毎年恒例の自然薯堀り。芋をすり鉢で扱き、出汁で薄めてから『いただきます』。今でも口の周りが痒くなったのを思い出す。アケビを食べ、栗を拾った。夏は子供達とカブトムシ。我が家の前の小川は蛍で溢れていた。曽我山からは富士山、箱根連山、相模湾が眼下に望める。

 

 こんな素晴らしい思い出のある「曽我の里」が荒れている。耕作放棄地が増え鳥獣被害が増えて営農活動がおぼつかなくなってきている。後継者が減り、若者が減ってゆく中で『どうしたらこの曽我の里を保全できるのか』・・。

 

 そんな時に「かなごて勉強会」の皆さんと出会った。地域再生に並々ならぬ意欲を持っている方々である。ミカン山を始め、畑、たんぼ、本当に色々な新しい活動へ広がり、そして多くの出会いが生まれ、可能性が生まれた。

 

 しかし発足したての我々に足りないのは資金。今回、初めてのファンドでしたが、本当に短期間で目標を達することができた。我々の活動に共感し、応援してくれる人がこんなにもいるのかと驚きである。素直にうれしい。多くの人の後押しがある。そして中座できなくなった活動に身が引き締まる思いである。

 

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